「昭和元禄落語心中」は、ドラマとマンガ、同時進行がお勧め。(ネタバレなし)

先が読めませんよ。このドラマ。

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どもっ\(´▽`*)。てっくぱぱです。

先日、横浜にぎわい座で、
古今亭文菊師匠の落語を聞いたのですが。

枕でも、文菊師匠が話に出していた、「昭和元禄落語心中」。
ただいま、NHKでドラマ、絶賛放送中です。

私は、文菊師匠の枕で、放送を知ったので、
今まだ、3話まで、録画していたものを見終えたばかり。

で、みてみた結論を先に言うと。
ドラマをみたら、マンガを並行して読む。
という進め方が、とてもおオススメな作品です。

昭和元禄落語心中とは?

まずは基礎知識から。

雲田はるこさん原作のマンガ。
戦前・戦後の落語家の、生き様を描いたストーリですね。

マンガ全10巻。
ちょうどこの記事を書いているときは、
Kindleで3巻までは、無料で読めるんですよね。

アニメ化もされているようです。

Amazonプライム対象かな。

今回は、このマンガのドラマ化という訳ですね。

岡田将生さんの演技がすばらしい

ドラマの方は、主演は岡田将生さん。
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私は全く知らない方だったので、
ジャニーズか何かのアイドルかと思ったのですが、、、
イケメンながら、
着実にキャリアを積み重ねている役者さんですね。
大変失礼しました。

3話までは、
気むずしくて、どこか影を背負っている、八代目 有楽亭八雲と、
まじめで、神経質なタイプの、回想シーンの菊比古。

どっちも存在感、ズバ抜けてる感じです。

個人的には、与太郎役の、この俳優さんが気になる。
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3話まで見終わったところでは、

主人公の菊比古、
親友でライバルの助六、
二人の師匠の、七代目 有楽亭八雲、
そして謎の女性、みよ吉

この四人の、ただならぬ関係が、
描き始められた、という所です。

昭和初期の情景をうまく出しながら、
歴史ミステリーっぽい雰囲気と、
落語の寄席の楽しい雰囲気の面とを
両立したドラマに仕上がっています。

原作も、こんな雰囲気なの?

で気になってしまったのが
「原作はどんな雰囲気なんだろう?」ということ。

3話見終わったところで、
Kindleで、マンガの方も読んでみました。

嬉しかったのは、
ストーリーやカット割りは、
ドラマ版は、マンガにとても忠実なこと。

時間の関係で、分かりやすくしたんだろうなぁ、とか、
セットを組んでの撮影が難しかったんだろうなぁ、とか、
仕方ない部分以外は、
ドラマは、マンガ、そのままです。

例えば、みよ吉との逢瀬のシーン。ドラマのシーン、そのままですね。

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「昭和元禄落語心中 第三巻より」

ただ、漂う空気感は、ちょっと違う。

NHKのドラマだと、
スケールの大きい音楽も手伝ってか、
どうしても「そのとき歴史が動いた!」的な、
ずっしり、おも~い、感じがあって。

3話までの人間関係の交錯も、
ドラマの雰囲気につられて、重苦しく感じるんですが。

マンガだと、
少女マンガっぽい作画の雰囲気にもつられて、
もう少し、明るい感じ。

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「昭和元禄落語心中 第二巻より」

ドラマと、マンガ。
シーンのカット割りなんかは、
マンガに忠実にしているだけあって、
この雰囲気の差は何だろう、っていうのに、
気を取られてしまいます。

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「昭和元禄落語心中 第三巻より」

ドラマとマンガ、二度おいしい

そういうことで、この「昭和元禄落語心中」。

ドラマをみたら、その部分だけ、マンガを読む。
という進め方が、とてもおオススメです。

あ、追い越し禁止だよ。
マンガだと、つい先読みたくなるけれど。

アニメ版も、Amazon Primeで無料みたいだから、
こちらも見てみるかなぁ。
こっちは、また、ちがった感じなのかなぁ。

しかし、これからどんな展開になるのか

しかし、このドラマ。
これからどんな展開になるのか、全く読めません。

2話、3話は、主人公の回想的な内容ですが、
おそらく元の時間に戻った話も展開されるんだろうなぁ、と。

番組サイトを見ると
「【注目!】岡田さんは主人公・八雲の10代から老年までを演じます!」
とか、意味深に書いてあるし。

しばらくは、Kindle片手に、目が離せない作品です。

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