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【観劇レポ】かなり朱い「しょうらいのゆめ・オブ・ザ・デッド」

#芝居,#かなり朱い

【ネタバレ分離】 かなり朱い「しょうらいのゆめ・オブ・ザ・デッド」の観劇メモです。

初回投稿:2026年01月09日 16時46分
最終更新:2026年01月09日 16時45分

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名かなり朱い
かなり朱い 第1回公演
しょうらいのゆめ・オブ・ザ・デッド
脚本金井朱里
演出金井朱里
日時場所2026/01/09(金)~2026/01/10(土)
王子スタジオ1(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

チラシにはこんな記載がありました。

金井朱里・那須からなるユニット。
演劇作品の上演を目的としている。

かなり朱い

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

✩˖°⌖.꙳✩˖°⌖.꙳✩°⌖.꙳✩˖°⌖.꙳✩

死ぬ前に君とやりたい100のこと
死んでる君とやる0のこと

✩˖°⌖.꙳✩˖°⌖.꙳✩°⌖.꙳✩˖°⌖.꙳✩

『VS BIG HAMSTER』
高校ぶりに再会したフリーターの相田と就活中の望月は、ぐだぐだ近況を喋りながら深夜の高速道路を行く。自分たちが「奪われていること」について話す二人は、実はついさっき、とある重大なものを奪ってきたところだった。

『しょうらいのゆめ・オブ・ザ・デッド』
2025年、ゾンビ禍。コンビニ店員の村上・七夕・佐々木がバックヤードに立てこもりはじめて数週間が経過していた。食糧も尽きて眠るしかやることのない3人は、ゆめを見る。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2026年01月09日
14時00分〜
上演時間85分(途中休憩なし)
価格2000円 全席自由

満足度

★★★★★
★★★★★

(5/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

かなり朱い「しょうらいのゆめ・オブ・ザ・デッド」

団体初見。タイトルと、チラシデザイン・コメント全般のセンスの良さで観劇。短編「VS BIG HAMSTER」約30分と、中編「しょうらいのゆめ・オブ・ザ・デッド」約55分の二本立て、計85分。2つの話は基本独立しているのだけれど、どこか繋がっているような気もするお話。ストーリーは事前紹介の通りだが、分かりそうで分からない…というか不条理演劇っぽい要素が強い。

短編「VS BIG HAMSTER」
何故か分からないが人を殺して…いや死んでしまう場所に居合わせて、死体を埋めに行く二人が高速道路を抜けて、どこかの山に死体を埋めに行くも…。途中のサービスエリアにラーメンが売っているようなタイプなのか、あるいは明日以降予約しちゃった就職活動の面接のキャンセルを入れるか悩んでいる二人。サービスエリアでハムスターを1000円で買うが、死体を担いで山を登る途中で逃がしてしまう。。。と思ったら、死体を埋めた後で3mに成長したハムスターが襲ってくる話。

中編「しょうらいのゆめ・オブ・ザ・デッド」
どうやら場面は…コンビニのバックエンド控室。深夜。店の外はゾンビがうようよ。店長も、「妖精さん」とあだ名される客のおじさんも、店員の同僚も、ゾンビになった。殺しても生き返るものだから定期手にバッドで殴って殺さないといけないバイトの二人。そこで見る走馬灯のような夢は、将来夢見ていた事。バスケ部の長谷川君?とデートしたかったせめてセフレになりたかった。でも、ゾンビになっている死んだ店員が、どうしてか長谷川君?で、作文をしていて。ここでもやはり人間の等身大に成長した3mのハムスターが出てくる。走馬灯が現在に追いついたら私は死ぬのかな…というお話。

不条理っぽい演劇という事もあり、物語を論理的に解釈するのはナンセンス。どこか筋が通って分かりそうで、でもやっぱり振り返ってみるとよく分からない。とはいえ「しょうらいのゆめ」今見えている将来への夢と、反面現実的な不安とままならなさと…をうまい具合にオブラードに包んでいい塩梅のお話になっている感覚。バイトの二人どうなってしまうのかな…みたいなことを思う訳じゃないのだけれど、この物語の結末どうするの的な想いを持って見続けてしまう。

巨大化したハムスターと闘う話が両話に出てくるのが面白い。パーキングエリアで1000円で安易に買ったハムスターは、翌日(動物)病院で50000円請求される、パソコンもゲームも売らないといけなくなるぞ、という話から出てくるハムスター。我が家のインコも2980円で買って結局20万くらい医療費かかったので例えが絶妙なのだけれど…安直に手を出した「しょうらいのゆめ」は、巨大化したハムスターとして襲ってくるぞ、という意味なのかも。…メタファー的なものを直球で解説してしまうと野暮だけれど、語感の鋭さとそれを淡々と力強く展開する演者に魅入る。団体の紹介が殆どないのだが、作者の金井朱里って何者だろう…という詮索をしたくなった。

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