theater 045 syndicate「ヨコハマ・ヤタロウ」最高・最強の「痛快活劇」舞台の世界観と照明が凄い!必見!

【ネタバレ分離】
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どもっ\(´▽`*)。てっくぱぱです。昨日観た芝居の感想です。

公演前情報

公演・観劇データ

theater 045 syndicate 第2回劇場公演
「ヨコハマ・ヤタロウ」
2019/01/30 (水) ~ 2019/02/04 (月)  小劇場B1
脚本 佃典彦(劇団B級遊撃隊)
演出 中山朋文

観劇した日時 2019年1月31日 14時00分〜
価格 3800円 全席自由(事前にネット予約)
上演時間 111分(途中休憩なし)
Corich満足度 ★★★★★(5/5点満点)

客席の様子・観劇初心者の方へ

関係者の知り合いか、シニアな方が多くいたように思います。内容と、客層がミスマッチじゃないかな、とかなり心配になりました。
アクション活劇人情話なので、観劇初心者にもおすすめの芝居です。

theater 045 syndicate?

theater 045 syndicateは、横浜の劇団。劇団のマークが「横浜市」の市章です。
2名のメンバー、中山朋文と、今井勝法を中核に活動しているようです。
東神奈川を拠点に活動しているようですが、今回東京進出との事。
私も横浜市民ですので、興味があります。

事前に分かるストーリーは?

ホームページにはこんな記載がありました。

2018年1月、拠点である横浜ベイサイドスタジオ上演され、「掘だしモノ」と好評をいただいた作品が、装いも新たにシモキタ上陸!
潮風に蝕まれた無人駅の待合室、荒波の音が遠くで聞こえる。
やって来たのは若い娘を連れた一人の女。追って来たのは遥か遠くの港町「ヨコハマ」からやってきた、「ヤタロウ」と呼ばれる男。女に盗まれた命よりも大事な宝モノ。そいつを取り返しに追って来た。そこに現る二つの人影。人影狙うはヤタロウの命。
最果ての無人駅に、硝煙が立ち込め潮風が吹きすさぶ・・・。鬼が出るか蛇が出るか、ヨコハマ・ヤタロウ大騒ぎ!
佃典彦氏書き下ろし、啖呵と銃弾の飛び交う痛快活劇!
ヨコハマの雄、theater 045 syndicate、初の東京公演! 

との事。「この日、マチネで観劇できる芝居」を検索していたところ、ヒットしたので観劇、ですが、過去の感想なんかも読むと、非常にワクワク出来たので、観劇を決めました。

ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

たまに「なぜ小劇場を何故観に行くのか」と人に問われる。テレビや映画のほうが楽だし。舞台でも、パイプ椅子じゃない、座席を指定している舞台があるじゃないか、と。なぜ、わざわざ小劇場なのか、と。答えはもちろんたくさんあるけれど、今日観た「ヨコハマ・ヤタロウ」のような芝居に出会えるからだ、というのが、その質問に対する答えの一つだと思う。小劇場B1の狭い空間とは思えない見事な演出と、役者たちの爆発する感情。映画テレビ大舞台では、この種の表現は決して成立しない、小劇場ならではの舞台。観終わった後、とにかく清々しい舞台だった。

ストーリーは、ホームページに記載の通り。付け加えるなら、、、自分の妻と娘を殺された事をきっかけに、ヤタロウは警察官を辞めて復讐の鬼と化す。殺す前に「おまえの人生でやり残した事」を聞いて、それを自らの人生に引き受けて殺す。町で出会った娼婦が、妻にあまりに似ている。ベットを共にすれば、実は詐欺で身ぐるみはがされる。女を追うところから物語が始まる。追っているさなか、流れ弾に当たって女は死に、最後に娘を託されて死ぬ。ヤタロウは、彼女との約束を果たすために、北を目指す・・・。と、書いててもあまり整合性のない気もするが。

何をおいても「痛快活劇」。舞台狭しと走り回るヤタロウとその敵たち。このアクションは観ていて純粋に痛快。小劇場B1って、それ程奥行きのある劇場じゃないけれど、狭い空間で暴れ回る。アクションモノの楽しさが詰まっている。世界観。どうやら何かの理由で(ミサイル?)破壊的なダメージを受けた日本。どこか終末的な匂いのする世界。暗躍するウォーリアーズ。照明、美術の効果も相まって、どこか退廃的な雰囲気が存分に舞台に再現されていた。個人的には、この舞台の効果は、照明の影響が大きい。特段、奇抜な色を使うわけでもなく、むしろ灯体の地の色を使っているケースが多かったが、特に逆光の効果を利用してB1を奥行き深く見せていた。最後の銃撃戦の歳の見せ方は秀逸。冒頭の濡れ場のシーンのシルエットも奇麗。


そして、ヤタロウ。彼の一途な姿は、観ていて気持ちがいい。今井勝法のエネルギーがほとばしる。凄い。禿げている、何て自ら言わないで! 男優さんは、一人一人のアクションがものすごくて。女優さんは、それぞれの役に没頭する感が凄まじかった。

なかなか宣伝に手が回っていないのか、ホームページも簡素で、SNSの露出も少な目。当初、CoRichにチケット予約リンクさえなかったケド。初演を「掘り出し物」だと評した人がいるようだが、正にその通り。金曜以降でもまだ6ステある。演劇好き、小劇場好きに観てほしい作品。

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チラシの裏
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