【観劇レポ】チリアクターズ「君を突き抜けて、空。」
【ネタバレ分離】 チリアクターズ「君を突き抜けて、空。」の観劇メモです。

もくじ
初回投稿:2026年01月26日 10時45分
最終更新:2026年01月26日 10時45分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | チリアクターズ |
| 回 | チリアクターズ リビルド vol.2 |
| 題 | 君を突き抜けて、空。 |
| 脚本 | 大島寛史 |
| 演出 | 大島寛史 |
| 日時場所 | 2026/01/23(金)~2026/01/25(日) STスポット(神奈川県) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
2009年、桐朋学園芸術短期大学同期の大島、上田、木村らが中心となり結成。
2度の学内プレ公演を経て、卒業して1年後の2012年、
「第3回これからよろしく公演」から神奈川県小田原市を拠点に活動開始。以降、年に2~3回ずつ本公演を行いながら、県内の様々な演劇祭などイベントに出演。
2014年12月に「第10回これから‵も’よろしく公演」を小田原市市民会館小ホールで上演。
これ以降、「地方公演」と称し、都内でも公演を行うようになり、活動範囲を拡大。
2015年には鹿児島で行われた「国民文化祭」に参加し作品を上演する。2016年、短編演劇コンテスト「劇王神奈川Ⅴ」で優勝。
17年には「第2回神奈川かもめ短編演劇祭」に出場。最優秀賞と観客賞のダブル受賞達成。
18、19年、22年「神奈川フェスティバル イン ハノイ」に参加。
風魔忍者を題材にしたショーをベトナム・ハノイで上演。(構成・出演として参加)
21年「池袋ポップアップ劇場」に参加、「しらずのうちに」を上演。
22年、活動開始10周年を迎え、6月と10月にそれぞれ小田原と横浜で記念公演を実施。「気軽に来られる、気楽に観られる」をモットーに大島の書くオリジナル作品を多数発表。
ジャンルを決めずに作品を作り続け、既成戯曲に挑むこともある。
ただいま、劇団員募集中。
過去の観劇
- 2025年09月06日 チリアクターズ「されど、スタアには、なれない」
- 2025年05月31日 チリアクターズ「乱鴉傷(らんあのいたみ)」
- 2024年11月02日 チリアクターズ「邪行提燈」
- 2023年07月04日 チリアクターズ「放課後、重ね着、□△」
- 2022年10月31日 チリアクターズ「どんな顔すればいいの@焼跡」 ・・・「#チリアクターズ」のつづき
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
チリアクターズ リビルド vol.2
君を突き抜けて、空。
学生鞄に南京錠をつけて登校する少年には秘密の夢があった。
ある日、インターネットを駆け巡ったとあるハカセの発表は、
少年の夢についての仮定を裏付けるものだった。
そして同時にこの世界の 『常識』 を覆すものだった・・・・・・。
少年は南京錠を揺らしながら走り続ける。
行く手を阻む者達から逃れ、いつしかできた協力者と手を取り
果てなき道をいく少年は、熱い眼差しで彼を支える少女の存在に
気づくことはあるのだろうか・・・・・・。
2014年に第10回記念公演として上演した作品を、 リビルド。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年01月23日 19時00分〜 |
| 上演時間 | 105分(途中休憩なし) |
| 価格 | 2500円 全席自由 初日割引 |
満足度
(3/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
チリアクターズ「君を突き抜けて、空。」
書き溜めたもの鍵をかけたカバンに入れている少年。その事をひた隠しにしてきた。SNSでどこかの博士が、自由に解き放つことを呼びかけた事がきっかけで、少年や、同じように考えていた画家が触発されて博士を探す。どうやら博士はロケットを打ち上げる計画を立てているようだが。同時にそれを阻止しようとする人々もいて、二つの間で攻防が始まるお話だが、書いていてあまり自信がない。
チリアクターズ大島寛史の作品は、ど真ん中に刺さりすぎる位に刺さる時と、全く刺さらないときの幅があり、今回は後者。壮大なメタファーを繰り広げている作品なのだろうし、ある程度何を表現しているのか分かったような気にはなったのだが…全く響いてこない作品だった。
書き溜めたものを鍵をかけたカバンに入れる…というのは、どこか傍目に見せることを憚ること全て。芸術的な創作かもしれないし、同性愛などのマイノリティに分類されてしまう想いかもしれない。要は「禁忌として周りから拒絶されてしまうことのすべて」を現わしているのだろうと思う。それを解き放とうとする博士と反抗勢力。その対立を表した、どこか「童話」のような物語なのだが。
「童話」と「現実感」のバランスの悪さだろうか、あるいは設定がちょっと短絡的だからだろうか…あるいは童話そもそもにピンと来ないからだろうか。メタファーを「感じ取りたい想い」から自然と遠く離れてしまい、遠巻きにボーっと物語を観ていた感覚だった。
STスポットで珍しくランウェイ型の舞台だったが、全方向から魅せるには演出的な考慮が足りていない印象。照明的に、あるいは舞台の位置的に、肝心な所が観えないシーン多数で残念。







































