【観劇レポ】24/7lavo「土砂降りの太陽」
【ネタバレ分離】 24/7lavo「土砂降りの太陽」の観劇メモです。

もくじ
初回投稿:2026年01月28日 12時30分
最終更新:2026年01月28日 12時32分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | 24/7lavo |
| 題 | 土砂降りの太陽 |
| 脚本 | 立田優詞(Team-in the pink-) |
| 演出 | 池田智哉(24/7lavo/feblabo) |
| 日時場所 | 2026/01/23(金)~2026/01/26(月) RAFT(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
私たちは、東京で活動する劇団、24/7lavoです。
過去の観劇
- 2022年05月27日 24/7lavo「リバーシブルリバー」
- 2021年10月15日 24/7lavo「ドント・コールミー・バッドマン」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
このトンネルの先は果たして誰の未来へと繋がるのか―――
現代日本、中国地方の県境にある浅見峠。
残土を運び出すダンプカーの土煙の臭い。
遠くから岩盤を砕く発破の音が聞こえる。
山岳トンネルの工事が進む現場の休憩室。
ある日、湧水が発生したと報告が上がる。
トンネル工事の湧水は特に珍しくはない。―――はずだった。
現場の作業員が体調不良を訴えたという。
粉塵が舞い決して楽とは言えない現場だ。
それだって、決して珍しいことではない。しかし―――
24/7lavo、3年ぶりの第5回公演は、
安全、理想、工期、未来、環境、矜持―――いくつもの正しさに静かな対立が積み重なる現場劇。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年01月26日 17時00分〜 |
| 上演時間 | 90分(途中休憩なし) |
| 価格 | 3900円 全席自由 |
満足度
(5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
24/7lavo「土砂降りの太陽」
トンネル採掘現場の休憩所。現場に入りこんだ猫は顔がふたつ。体調を崩した社員はどうも放射線にやられた症状にも見える。残土をトラックが運んで行ったら、放射能の基準値ギリギリで追い返された。どうやらこのあたりの山は、かつては「ウラン採掘鉱」で、放棄された人工トンネルがあるらしい。命の危険が迫る中、このまま工事を進めるのかの葛藤の物語。
久々にど真ん中の良い会話劇観たなぁという感覚。90分間殆ど集中力途切れずに観た。採掘現場の休憩室で描いている空間は狭いのに、とても広い何かを想像できる演劇。劇中の台詞にも出てくるが、3.11の原発事故の事を思い出さずにはいられない。放射能かもしれない…という事実が判明しても、人は立場や意地やらなんやらで工事を止めれない。正常化の偏見みたいなメカニズムが働いてしまう際の裏側の人間的な泥臭い感情を、会話だけでありありと立ち上げた作品だった。
立田優詞という作家を知らなかったけれど…ちょっと名前を憶えておかなければならないと思う。特に「ごみの分別をちゃんとしない人々」のエピソードを入れるセンスが何ともいいなぁと思う。役者の演技がとにかく緻密。RAFTの小さい空間だと客席から細かいところまで見えてしまうので誤魔化しが効かないけれど、現実・現場のザラついた感触がこちらまで伝わってきた。ちょっと手が早そうで荒々しいけれど心根は誠実な作業員、東を演じた金成均の演技が特に印象的だった。







































