【ネタバレ分離】 溶解光線「水分補給を十分にして走れメロス」の観劇メモです。


もくじ
初回投稿:2026年10月17日 1時39分
最終更新:2026年10月18日 20時19分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | 溶解光線 |
| 回 | 溶解光線#1 |
| 題 | 水分補給を十分にして走れメロス |
| 脚本 | 高島優毅 |
| 演出 | 高島優毅 |
| 日時場所 | 2026/10/16(金)~2026/10/18(日) 早稲田小劇場どらま館(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
PROFILE
早稲田大学文学部演劇映像コース卒業。新卒でテレビ局に就職し、
バラエティ番組制作スタッフとして4年間勤務。
その後、ネット動画制作ベンチャーにて主にオリジナルコンテンツの制作、YouTubeチャンネルの成長戦略を担当。
2018年からフリーランス。
アニメ作品の脚本、WebCM、
企業のYouTubeチャンネル制作などを担当。
今まで制作・監修を担当した動画の
合計再生回数は6億回を超える。
【監督・脚本を担当した短編映画「VR職場」で以下の賞を受賞】
■「渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保」
・ゴールデンバーガー賞(グランプリ)
・最優秀監督賞
・最優秀脚本賞
■「映文連アワード2019」
・パーソナルコミュニケーション部門優秀賞
■「第四回関前諸島岡村島映画祭」
・最優秀脚本賞
【監督・脚本を担当した短編映画「くしゃみ」で以下の賞を受賞】
■「つくばショートムービーコンペティション2021」
・つくば市長特別賞
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
そう遠くない未来。
国語教科書の改訂に伴い、太宰治の名作「走れメロス」は、
コンプライアンス的に不適切な表現が改められることになった。
新しくなったタイトルは「水分補給を十分にして走れメロス」。
本文を読むと、なんと冒頭、激怒しているはずのメロスが
アンガーマネジメント講習を受けているではないか…!
そんな強引すぎる改訂内容に国語教師たちは激怒した。
そして、必ずかの邪智暴虐な文部科学大臣を除かねばならぬと決意したのだが...。
表題作を含む短編集!
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年10月16日 19時00分〜 |
| 上演時間 | 95分(途中休憩なし) |
| 価格 | 2500円 全席自由 |
満足度
(3/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
水分補給を十分にして走れメロス
タイトルに惹かれたのと、第一回公演なのに出演者が豪華で気になったが、気がついた時には予約完売。たまたまみていたら空き席が出て滑り込みで予約できて観劇。当日パンフの情報も総合すると、元々大学で演劇をやっていた主催者が、テレビ局勤務、フリーランスを経て演劇に再挑戦、という事らしい。表題作「水分補給を十分にして走れメロス」を含む短編5本。どちらかというと、演劇的な要素よりも、コントというのかシチュエーションコメディというのか、お笑い的な要素を強く感じる作品群。ん〜何というんだろう…笑いのために作られたシチュエーションな感覚の短編が多くて、あまり乗れなかったなぁ。客席、役者のコアなファンが多いのか、異様にバカうけしている人と、ピクリとも反応していない人に二極化していて異様な空気感。
各作品のメモ
「亭主関白な父」
あのサイズのチョコレートファウンテンには驚くのだけれど、ココアにガムシロップ入れるなど…何でそんな「笑いのためのシチュエーション」の方向に外れる?的な話にどうも乗れず。
「水分補給を十分にして走れメロス」
前半は、走れメロスの世界観に「昨今の風潮」的なのを入れる、まさに観たかったやつ。メロスがアンガーマネージメントを習って落ち着く…って、馬鹿馬鹿しいのだけれど皮肉が効いていて面白い。後半、文部科学大臣が出てくるあたりからよく分からなくなってしまってガッカリ。
「ギャラリーを待ちながら」
雪山に閉じ込められたホテルに探偵がいて…殺人事件を捜査する話…なんだけれど。ちょっとクドいんだよなぁ。途中で集中力が切れてしまう。
「絶対に結婚式が盛り上がるプラン」
元カレを装った役者が結婚式に乱入してくる、っていうアイデアは「お、本当の結婚式でもあったら面白いかも」って思って興味津々になるのだけれど、試しにやってみよう…てのが観たいものとはちょっと違うんだよなぁ。もう花嫁かっさらうとか、男が元カレボコボコにするとか。シチュエーションは面白いのに、観たいものが展開されないもどかしさ。
「もうタイムリープやめたい」
660回、意識だけ過去の自分にタイムリープした男が、如何に片想いの女性を、660回振り向かせられなかった。それが何故かをプレゼンする話。タイムマシンらしき箱が出てきたのでそれを使って何度もタイムリープする話かな…と思いきや、どちらかというと生成AI感の強いありきたりのプレゼン大会になるのが意外。素直に面白い。「普通、過去に戻って誰かを救うのは、事故とかで死んだケースなのに…救いたい彼女は暴飲暴食不摂生の生活習慣病で死んだ。過去に戻って食育が必要」ってのがイイ。
以前「ガガ」の公演で拝見している熊野善啓と、正に「ガガ」の広井龍太郎が好演。



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