<観劇レポ>キャラメルボックス俳優教室卒業公演「ミスター・ムーンライト」序・破・急のギアチェンジと熱量が凄い。

キャラメル俳優教室、16期卒業生による、熱のこもった「キャラメルらしい」舞台。

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どもっ\(´▽`*)。てっくぱぱです。
最近、「観劇三昧 」で観た、演劇集団キャラメルボックスの
俳優養成俳優教室2018年度公演
「ミスター・ムーンライト」の、舞台を観てきました。

公演データ

キャラメルボックス俳優教室2018年度公演
ミスター・ムーンライト<月光旅人>
脚本:成井豊
演出 :成井豊、白坂恵都子
中野 ザ・ポケット(東京都)

観劇データ

日時 2018年12月13日 19時00分〜
価格 2500円 全席自由(事前にネット予約)
上演時間 100分(途中休憩なし)
キャスト Yチーム
★★★★☆(4/5点満点)

客席の様子

俳優教室の公演という事もあり、客席には役者の友達・家族・知り合いが多かったように感じました。特定の役者の見せ場で、拍手が起こったりしていました。暖かい雰囲気の客席、好きです。

キャラメルボックス?

演劇集団キャラメルボックスは、25年以上活動を続ける人気劇団。
キャラメルには俳優教室という、養成講座がある。今回は本公演ではなく、俳優教室メンバーの公演に。
Xチーム、Yチーム、ダブルキャストでの公演で、両方同じ役で出ている役者さん、それぞれ別の役で出ている役者さん、片方に出ている役者さんと、変則的な構成です。




ストーリー

公式サイトによると

鹿島は図書館で司書をしているが、本当は作家志望。徹夜で小説を書いたせいで、風邪を引いてしまい、館長に早退を命じられる。鹿島は自宅のアパートで床につく。 ところがその一時間後、鹿島は大学時代の友人・結城の家に姿を現す。迎えに出た結城の妻・都に、自分は半年前に交通事故で亡くなった、結城の妹のかすみだと名乗る。かすみは鹿島の体を借りて、結城に会いに来たのだった……。

という事ですが、特に付け加えることはありません。成井豊らしい脚本、キャラメルらしいお話だと思います。
今日一緒に観劇をした観劇初心者の女性は、ラストで大泣きして、終演後も興奮気味だった。観劇初心者にも、ぜひお勧めしたい舞台です。

感想

キャラメルボックス。感想を書くのが、実はものすごく難しい。

ストーリーがわかり易く、テーマ性もはっきりしている。しかし、テーマとはいっても、ここで改めて書かねばならない程のテーマ性でもない。感想を書くのに、とても困るという事に、最近気が付いた。とても分かりやすい話の中で、カッコいい照明、音楽、素早い話の展開で演劇を楽しむ。キャラメル日和、だ。私にとっての「キャラメルらしさ」は、20年を経た今も健在だし、普遍の何かのような気がする。久々にらしさに触れて、ちょっとだけ涙を流す。「健康な感情」を持っている自分を再発見させてもらった。

俳優教室の卒業公演という事もあり、当然、粗削りな部分が目立つ。特に「笑い」の拾い方が雑な役者さんが多く、こちらが面白くて笑ってしまっても、舞台は笑ってしまった私を置いて進行している事があって、何度か困った。また、「あ、この笑のセリフは、団員の○○さんなら、こういう風に言って笑いを取るんだろうな」と脳内のどこかで、変換を想像してしまっている自分がいる。キャラメルらしさの、呪縛、と言ってもいいかもしれない。

一方、役者の熱量は十分。前半1/3の話のベースラインを説明したのち、中盤では様々な出来事で熱量を上げていく。どんどんテンションがあがり、弾ける物語。この「序・破・急」のギアの入れ方、ギアチェンジ、熱の入れ方は素晴らしかった。ザ・ポケットはそこそこ広い小屋だと思うが、劇場に十分すぎる熱気が伝わっていた。


印象に残った役者さん

次世代のキャラメルを背負うかもしれない、役者さんたち。気になった方をピックアップ。
櫻井雅輝、がむしゃらな演技が好印象。妙に女声になる様は、何だか楽しかった。
上本竜也、クライマックスのシーンはカッコよかったなぁ。顔は違うけれど、演技は上川さん路線?
根本珠里、ストーリーテラーの彼女。安定感があって好印象。顔ぐちゃぐちゃにするの好き。
山口拳椰、舞台を、もう一人の狂言回し的に駆けずり回る。スラっとしてて舞台映えする。
万美波、出ていた中で一番「キャラメルらしい」と思ってしまった女優さん。
菅野義夫、先生は出番が少なかったですが、細かい演技、笑いの取り方など、非常に安定感がありました。Xキャストでは、主役をやっているんですね。
それと、前説に、成井豊が登場。あんなに間近で、成井豊を観れるとは思っていなかった!
俳優教室16期のブログリンクはこちら。
キャラメルボックス俳優教室16期のブログ

観劇三昧

観劇三昧 」。
キャラメルボックスの作品はたくさんあります。
四月になれば彼女は」「アンフォゲッタブル」「賢治島探検記(2002年版)」「TRUTH(1999年版)」「ブリザード・ミュージック(2001年版)」「エトランゼ」「クローズ・ユア・アイズ」「サンタクロースが歌ってくれた~10days Limited Version~」「サンタクロースが歌ってくれた(2010年版)

スマホ、パソコンで観ることができます!

初劇団を観に行くのは勇気が要りますが、観劇三昧で納得してから、劇場へ足をお運びください。

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