観劇

【観劇レポート】The Stone Age ブライアント「2222年の雨宿り」

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 The Stone Age ブライアント「2222年の雨宿り」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 The Stone Age ブライアント
The Stone Age ブライアント 第8回公演
2222年の雨宿り
脚本 鮒田直也(The Stone Age)
演出 鮒田直也(The Stone Age)
日時場所 2022/11/30(水)~2022/12/04(日)
サンモールスタジオ(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

1998年、夏――。
大阪シナリオ学校卒業生で立ち上げた劇団「SALT MAKERS」解散後、鮒田を代表とし、坂本・緒方・中井の4人で劇団「The Stone Age」を旗揚げする。現在劇団員は、アサダを加えた中年男5人と閑社明子(劇団プロデューサー)の6人。

橋の下、この世とあの世の境目などを舞台に、一幕で展開するオモロ儚い作品を上演。また、悪の秘密結社ショッカー、倒産寸前の女子プロレスなど特異な世界の人々の熱血を描く青春ドラマチックコメディも手掛ける。目指す作品は「笑いとドラマの奇跡の融合」。

2007年より公演活動休止。2010年から新しい公演シリーズ
東京を拠点とし、鮒田直也の作・演出でお送りする「The Stone Ageブライアント」。
大阪を拠点とし、朝田大輝の作・演出でお送りする「The Stone Ageヘンドリックス」。
この2つのシリーズを展開、活動を再開。

The Stone Age ブライアント

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

◆雨の日の思い出を探しています◆

西暦2222年。選ばれた優秀な人間が火星に移住を始めて100年近く経った頃、
かつて地球に存在していた建物・乗り物・生き物などを復元した「万博2222」が開催されている。
物語の舞台になるのは、タバコ屋の軒先で雨宿りするだけの「雨宿り館」。
火星は砂嵐や隕石落下から防ぐためドームで覆われていて、自然に風が吹くことも雨が降ることもない。
自然の雨を知らない火星で生まれた人にとって、復元した雨を眺めても何が面白いのかさっぱりわからず、
「雨宿り館」は日々閑散としていた。

そんな中、「雨宿り館」に毎日通う女性が現れる。
遠すぎる日に地球で見た“雨の日の思い出”を探すために…。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2022年12月02日
14時00分〜
上演時間 90分(途中休憩なし)
価格 4000円 全席自由

チケット購入方法

劇団のホームページから予約しました。
当日受付で、現金で支払いました。

客層・客席の様子

男女比は6:4くらいで、男性が少し多め。
40代upのシニア層な人が目立った感覚でした。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・SF
・会話劇

観た直後のtweet

icon

てっくぱぱ

The Stone Age ブライアント「2222年の雨宿り」90分休無
火星のドームに移住した人類。かつてあった「雨」と「雨宿り」を懐かしむ、博覧会のパビリオンの物語。世界観は好きな路線なのに、とにかく説明っぽい台詞が多すぎて冷める。視線の先に何があるのか考えても、やっばりよく分からなかった。



満足度

★★★★★
★★★★★

(3/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

人類は、火星に移住していたが火星には隕石が降る。なんとかドームが完成して、その下で暮らしだした人類。でもドームの中では、隕石も、雨も、降らない。2222年。雨が降らない世の中、懐かしい「雨」と「雨宿り」を体験するパビリオンが、博覧会の出し物として開かれていた。そこに、過去の記憶を取り戻そうとやってきた老婦人と、パビリオンを管理する人々。老婦人は、かつて地球に降り注いだ隕石で、母親を置いて避難した過去を思い出そうとしていた。そんな折、火星にも隕石が降り注ぎ、ドームが壊れ、若者を優先した非難がはじまる・・・というお話。

劇団初見。ストーリーのSF設定が好みだなぁ、と思ったので観劇。劇場に入ると、チラシにあった雨宿り小屋と、懐かしいベンチの舞台セット。戦後の昭和のような雰囲気が創りこまれている。そこを管理するのは、作業用つなぎを着た、赤毛の人々。昭和に見えても、そこは火星。ドローン雲で雨を降らしたり、ドームの壁面の色を変えて、天気や昼夜を表したりしている。・・・そんな、昭和なのか近未来なのかを曖昧にした世界観。最近見た演劇作品だと、 劇団Q+「ワルプルギスの夜」の世界観にどこか似ているし、小説・映画などSF作品としては、似たような設定の作品は多そう。好みだし、面白そうだと思うのだけれど。

展開するお話は、どこかその世界を説明するような物語になってしまっていて、私の中ではどんどんと醒めてしまう。SFだから、ある程度の状況の説明は必要なんだろうけれど、そこで生きる人が、何を思うんだろう、みたいな事の方が、むしろ気になる。そこで生きる人の想いや言葉の端々から、その状況がどうしてそうなのか・・・みたいな事を、逆に感じ取る方が、想像の幅が広がっていく。基本は、状況説明があって行動・・・だと、そりゃ動機が説明されればそうなるよなぁ・・・としか思えず、面白そうなSF設定が、殆ど効果的に使えていないのが残念。

ドームに隕石が落ち、でもまだドームは突き破られていない状況のとき、登場人物が皆、遠方を心配そうに見て語っている(遠方とは、舞台客席方向のこと)。あれは、一体何を見ていたのだろうか。ドームが壊れていないけれど、凹んだりしているのか。あるいは、ドームは別のシールド(電磁波バリアみたいなSF的なもの?)で覆われているのか。その後ドームが突き破られても、酸素が無くなったりするわけではなさそうで、何かしかの隔離がなされているのかなぁ・・・なんて事を想像するのだけれど。登場人物が見ているものを、私の想像の中の情景として補完しようとしても、像が上手く焦点を結ばない。説明が多い割に、想像ができないのが、何とももどかしかった。

タイトルとURLをコピーしました