観劇

【観劇レポ】東京演劇アンサンブル「揺れる」

【ネタバレ分離】 東京演劇アンサンブル「揺れる」の観劇メモです。

初回投稿:2026年03月14日 10時40分
最終更新:2026年03月14日 10時40分

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 東京演劇アンサンブル
2026Ver.
揺れる
脚本 マリア・ミリサヴリエヴィッチ
演出 公家義徳
日時場所 2026/03/10(火)~2026/03/15(日)
シアターグリーンBOXinBOXTHEATER(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

東京演劇アンサンブルは、故・広渡常敏と故・入江洋佑の強い意志によって、1954年創設されました。社会変革は個々人の心のなかに変革が起こることによって進むと確信し、演劇によってそれを実現しようとしてきました。演じる側も同様で、「集団のなかでこそ人間が変化する可能性がある」として劇団制を貫き、ブレヒト等社会派の作品に取り組みながら、共に育ち力をつけてきました。現代社会の矛盾を突き、マイノリティに寄り添いながら社会に一石を投じる演劇を作り、それが人の心を揺り動かすことこそが、わたしたちが演劇活動を続ける理由になります。創作・書下ろしも加えつつ、世界で何が起き、何をみつめているのかに敏感に、翻訳劇を中心に新作を作りつづけています。また1967年以降、子どもたちの文化芸術体験の充実を図るため、義務教育外にあってフォローされていない高校生のための演劇鑑賞に情熱を注いでいます。

2019年7月より、「ブレヒトの芝居小屋」から埼玉県新座市の新しい稽古場「野火止RAUM」に居を移しました。時を同じくして代表だった入江洋佑も亡くなり、劇団は新体制に入りました。学校公演を主な財政ベースにしつつ、「野火止RAUM」で若い俳優たちを中心に新機軸を打ち出していく。この5年間は、新稽古場をいかに人の集まる場にできるか、地域と結びついたイベントづくりなども含めて、拠点づくりが大きな仕事となります。研究者や市民運動と連携しながら、文化の交差する場として、東京のベッドタウン新座に新しい「座」を創ることを目指しています。

東京演劇アンサンブル

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

『揺れる』は、2025年度ミュルンハイム賞を受賞したマリア・ミリサヴリエヴィッチの作品で、いま、世界各国で再演されている。
対立を煽り、共存を否定する世界の為政者たちによる暴挙が大手を振るう現代に、踏みにじられつづけるわたしたち一般市民が、どうこれを打開できるのか?
究極の赦し、無私の一歩が、世界を変える、かもしれない。
そのようなかすかな希望を描く、現代のユートピア。
2020年3月、緊急事態宣言直前の東京・日暮里にて初演した舞台を一部改訂しての再演。

◾️あらすじ
子供を撃ち殺された母親と
子供を撃ち殺した兵士が向かい合っている。
兵士は戦場で命令に従った。
母親は兵士に手を差し出す。彼を憎まないため。
本当の原因をなくすために。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2026年03月12日
19時00分〜
上演時間 125分(途中休憩なし)
価格 4300円 全席自由

満足度

★★★★★
★★★★★

(3/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

東京演劇アンサンブル「揺れる」

命令によって子供を殺してしまった兵士。その子供の母親が兵士に歩み寄る。その兵士が見た夢なのか…どこか想像上の人物たちが、現在の分断を煽られる世界について語っていく物語。

ん~難解。難しいなぁ…というのが正直な印象。たぶんドイツの作品…なのかな?文化的な背景をもった比喩表現的なものが多いので、セリフの意味が分からないわけではないのだけれど、それが何を指しているのかがパっと分からない。分からない台詞が連なり連なっていくので、頭が追い付かない。隠喩的にいろいろな事が語られたかと思えば、シンプソンズやイカゲーム、デビッド・ハッセルホフ、あるいはそれってスーザン・ボイルだよね、、、なんて俗な話題も出てくる(ドイツでデビッド・ハッセルホフって人気なのか…という、どうでもいい驚きもあったり)。搾取されて使われる一般市民の様子を描いているのだろうなぁ…と思うが、難解な世界を、ただ難解のままに語るのは才能なんかなくても無くても誰にでもできる、と個人的には思っているので、劇作としては私には合わないと考えるべきだろうな。

前半は動きが少ないものの、後半の舞台の使い方、あるいは衣装で表現されている「どこか典型的だけれどはみ出た」人物表現など、舞台演出としては面白い。とはいえ「難解だぁ…」というのが先に立って、あまり内容が頭に入って来なかった。

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