まだ間に合う公演レポ(28日2時)
●10/5(月)まで 五反田団「いきしたい」
●10/4(日)まで KAAT神奈川芸術劇場『音楽劇「銀河鉄道の夜2020」』

<観劇レポート>はらぺこ満月「さんかくまる」

#芝居,#はらぺこ満月

【ネタバレ分離】


観た芝居の感想です。

公演前情報

公演・観劇データ

団体名はらぺこ満月
はらぺこ満月 4品目
さんかくまる
脚本星茉里
演出星茉里
日時場所2020/02/13(木)~2020/02/15(土)
BUKATSUDOHALL(神奈川県)

さんかくまる | 演劇・ミュージカル等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

はらぺこ満月とは
物と人との間のこと、当たり前になってしまって見えなくなってしまったこと、
時の流れと共に忘れてしまったことなどを…
思い出したり見つめなおしたり、つなぎなおしたりすることを試みるプロジェクト。
主に「食」と「土地」にまつわることと、「身体」との関係性を手法を問わず探っている。

- はらぺこ満月 4品名 -さんかくまる-

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

窓の向こう側に見えるのは、ドッグヤードガーデン。日本に現存する最古の石造りのドックヤードを復元して保存したものらしい…。そんな話をお弁当のおむすびを食べながらきいた。それは、おむすびと船にまつわるお話。

観劇のきっかけ

朝、ツイートを見かけて、大好きな隠れ家、BUKATSUDOで公演をする、と見かけて、ふらっと行くことにしました。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

観劇日時2020年2月14日
15時00分〜
上演時間50分(途中休憩なし)
価格2500円 全席自由

チケット購入方法

劇団ホームページからのリンクで、予約しました。
当日受付で、お金を払いました。

客層・客席の様子

男女比は5:5くらい。年齢層も様々でした。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・静か
・シンプル

観た直後のtweet

映像化の情報

情報はありません。

満足度

★★★★★
★★★★★

(3/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

作品としては、「演劇」と、静かな「表現パフォーマンス」の中間、といった所の立ち位置かもしれない。なので、演劇の「劇」というより、ある切り取られた表現を、どのようにくみ取るか、という感覚の作品だと理解した。なので、割と観る人を選ぶ演劇だと思う。私もどちらかというと苦手な部類かも。とはいえ、どんな事を感じたのかを書き下してみる。

登場するのは3人。旅の人、風の人、結ぶ人。
おむすび、というと、お腹にたまるイメージ。食と、満腹感。お母さんの作ってくれたおむすび。戻るべき場所、我が家のイメージ。そして、朝出かける時に、包んで持たせてくれるおむすび。新しい力。旅立つ場所のイメージ。おむすびだけれど、その白い粒は血と肉となる。ずんずん、ずしずし、たくましく生きていくイメージ。米の力。米力。

旅の人、自らが大切なものを詰め込んでいる旅行のカバン。今までの人生での、思い出の品。結ぶ人、が、後方のテーブルで、ひたすらおむすびを作っている。劇中、何個作ったのかな。丁寧に丁寧に、おむすびを作る。いつでも帰る場所だし、旅立つ場所として存在しているイメージと。そして、風の人は、米粒になったり、米粒が産み出した人間の世界・・・旅の人の内面になったり。カバンの中から撒き散らした、大切なものを見つめながら、米粒と共に生きていく。・・・そんな世界の、とても前向きな表現だったと感じた。

思い出の品を詰めている所から、どこか人が、人の一生を振り返るようなイメージも持つ。あまり類似するような表現を見た事がないので、あきりたりかもしれないが、柴幸男の作品「あゆみ」を思い出す。旅の人は、人生を旅する旅人。思い出の品を大切に広げて、そして仕舞う。そんなイメージが、ポジティブな人生に重なって見えた。

逆に、観ていて、ん~?と迷った点は。
この見ている光景は、どのくらいの時間幅の出来事として捉えればいいのかなぁ、という事。私が「あゆみ」を連想したように、何となく人の一生、という解釈をしたいなぁ・・・、という思いが芽生えてきたのだけれど。観ている限りは、時間の幅が判然とするイメージを持てなかったこと。
ラストに見える、ドックヤードガーデン、のモチーフ。どうも私には、それまでのお米の話と、どうもつながって見えてこなかった。ひょっとしたら時間の幅は、造船所があったころの歴史、過去から現代への歴史、という幅の話なのかな、なんてことも頭をよぎったのだけれど、具体的なイメージが繋がり切らなかった。簡単に言うと、ドックヤードガーデンがなくても、十分に成立していた表現のように感じた。
中央にドン、とあった炊飯器。しっかりと、電源まで用意されていたけれど、劇中、ご飯炊いていたのかな・・・期待してしまったのだけれど。ご飯を炊くときの、あの独特の水蒸気の匂いを期待したし、最後にあそこからご飯を取り出すものとばかり思っていたけれど。ちょっと肩透かしだったかな。

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