観劇

【観劇レポート】劇団暴創族「ラ・ラ・ラジオ物語」

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 劇団暴創族「ラ・ラ・ラジオ物語」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 劇団暴創族
劇団暴創族第13回公演
ラ・ラ・ラジオ物語
脚本 大坪雅俊
演出 大坪雅俊
日時場所 2021/10/06(水)~2021/10/10(日)
劇場MOMO(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

2007年 前身となる劇団BOH!MIMISH(ぼう!みみっしゅ)を旗揚げ
2013年 劇団名を「BOH!」を「相続」するという意味で「ぼうそうぞく」→「暴創族」へ改名(英字表記はBOH!Sozoku)

舞台演劇のみならず、映画、ドラマでも多く用いられているシチュエーションコメディ
その中でも、セットチェンジによる場面転換、暗転を使わない「一幕喜劇」にこだわり続ける劇団

刺激的な名前とは裏腹に、ふんだんに散りばめられた笑い、表情豊かなキャラクター、最後にはホロリとさせるストーリー。
一度入り込んだ世界観からぶれることなく、一気にエンディングまで見せる「一幕劇エンターテイメント劇団」

劇団暴創族

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

とあるFMラジオ局
いつものスタジオで、いつもの時間、いつもの番組が放送されるはずだった・・・

この日、ラジオ局に呼び出された一人の女性彼女に言い渡されたのは、
人気ラジオDJの替え玉として生放送を乗り切ることだった!

声真似だけでリスナーを騙し通せるのか?
さらに巻き起こる様々なトラブルを乗り越え、生放送は無事に始まるのか?
彼女が替え玉に選ばれた真相とは!?
劇団暴創族が送る ノンストップ ラジオ コメディ!!

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2021年10月06日
19時00分〜
キャスト Aキャスト
上演時間 120分(途中休憩なし)
価格 4500円 全席指定

チケット購入方法

劇団ホームページからのリンクで予約しました。
当日、現金でお金を支払いました。

客層・客席の様子

男女比は5:5くらい。
男性は40代upのおじさん、女性は若い人が目立ちました。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・シチュエーションコメディ
・笑える
・会話劇

観た直後のtweet

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てっくぱぱ

劇団暴創族「ラ・ラ・ラジオ物語」120分休無
劇団初見。面白かった。ただなんだか2つの異質なつのタイプの物語を接着剤で貼り付けた感覚。前半は三谷作品、後半はよくある心傷もの。会話と伏線が緻密。ラジオブースの作り込み、ギョーカイ人ぽさがリアル。アクリル板を逆手にとった感あり。オススメ!


満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

劇団初見。劇団紹介にもある通り、一場モノのシチュエーションコメディ。地方のFMラジオ局。稼ぎ頭の看板番組のDJが病気から復帰した…と思ったら、プロデューサーが連れてきたのは実は替え玉だった…。そこに、アナウンサーと不倫しているディレクターの妻が乱入してきたり、番組に出演するために大女優が急遽訪ねてきたり、謎の男も出入する。そんな状況のドタバタの中、替え玉として来たDJは実はそのDJ本人。多重人格に悩まされていた本人だった事に、徐々に気が付いていく話。

コメディには「面白かった」としか感想が出てこないのが常。いつもの通りこの作品も、少し分析的なメモをしてみると。

舞台セットはラジオの副調整室。奥には放送のブース(いわゆる金魚鉢)がある。セットがしっかりと創り込まれていて驚く。舞台と客席とを隔てる線には、コロナ対策でアクリル板が全面に配置されているが、副調整室を更に外のガラス越しに見ているような感覚にもなるのが面白い(意図ではないかもしれないけれど)。

お話は、前半と後半で、異色の物語が組み合わされている感覚。前半のシチュエーションコメディがメインのストーリーは、東京サンシャインボーイズ (三谷幸喜)の「ラヂオの時間」と「ショウ・マスト・ゴー・オン〜幕をおろすな」の二つを混ぜ合わせたようなコメディ。後半、DJの多重人格の部分は、割とよくあるトラウマな生い立ちモノ(作品名は出てこないけれど)。二つのストーリーの軸を、ラジオブースという設定の中に上手く組み込んでいるも、どこか二つの異色な物語を、無理やり接着剤で組み合わせた感覚がある。伏線の張り方も心地よく、客に次に起こる事を想像させて笑いを取るタイプが多い気がする。

気になったのが、私自身は結構笑ってしまったのだけれど、あまり客席が反応していなかったように感じた事。肌感覚だと、舞台を常日頃観に来ているのとは違う客層なのかな、という気もしたし、一席間隔がありアクリル板の立つに慣れていない客が多いのかな、という気も。隙のないコメディだけれど、三谷幸喜っぽさも目立ち、この作品自体に目新しい要素があるか…と問われるとそうでもない気もするので、その部分が影響したのか。もう何作か観てみないと、劇団の「いつもの状態」が分からないかなー、とも思った。

実際にラジオ業界の裏側なんて覗いた事ないのに「こういう人、実際にギョーカイにいそうだわー」という役者さん多し。キャスティングの妙か。プロデューサー役の小林大祐、ディレクター役の谷口就平、ノリが軽くて、変わり身早いけれど、根の部分は結構真面目な人、いそう。諸岡沙紀、こちらも機を見るに敏なアナウンサーあるある。佳乃香澄、宝塚を退団した女優さんっぽいオーラ。過去観た作品の役所と全く違て驚き。主役のDJ、前原未晴は、どこか「桜 稲垣早希」に声と雰囲気が似てるなーと思いながら観ていた。

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