【観劇メモ】第63回 神奈川県高等学校演劇発表会（高校演劇 神奈川県大会）

県立西湘高等学校「ショウコ写真」
多分描きたいことは写真部じゃないのだろうな。最後のシーンが良いのでこの設定になった気もする。なので、写真部、に対する解像度が低いのと、ちょっと棒立ち場面多いの気になるけど。まさに今舞台に立つ人々の感情が上手くすくい取れてた。最後ちょっとだけ涙。

2024年11月16日 10時39分

県立神奈川総合高等学校「パノラマランナー2024」
中央でも観て２度目。舞台の洗練度は上げてきた。でもやっぱり、物語の一貫性みたいなのは薄いな。そこに違和感。例えば留学した時に感じるような旅の感覚と、各エピソードの意味づけは分かるけどさ。カサブタの話はドラマ「その街のこども」を想起。

2024年11月16日 11時47分

横浜雙葉高等学校「綺羅星の如く」
中央で観て２度目。ものすごく伏線混ぜつつ全く説明しない作品なので、２度目観ていろいろ気がついた。パンフ見ると高校生の創作？顧問？すごい脚本書いたなぁ。前半は転換含めテンポアップしたい。後半はむしろとつとつと進むのが良いな。関東でもう一度観たいな。

2024年11月16日 13時04分

県立秦野高等学校「ハルキゲニアのとげ」
乖離性同一性障害をものすごく素朴な真正面の手段でトツトツト描く。面白かった。皆演技が上手いのと、割と正々堂々と二重人格を表現したのが良かったな。最初はふたりのロッテみたいな双子ものかと思った。あの居酒屋食堂はこの後どうなっちゃうのかが心配。w

2024年11月16日 14時40分

県立平塚中等教育学校「Standby」
高校演劇の大会の舞台袖、を描く。「ショウ・マスト・ゴー・オン」みたい。正直、粗削り過ぎて色々思うところはあるも…三谷幸喜と比べちゃいかんな。やり切った事に純粋に感動！類似の高校演劇作品ってある？舞台の音入れるとか、袖にある舞台の存在感欲しかった。

2024年11月16日 16時03分

県立座間総合高等学校「夏芙蓉」
作品２回目。高校演劇では有名な本。いい夏芙蓉だったが、にしても改めて有名な割に超難しい本だと思い。結局4人のグルーヴが全ても。親近感増せば大会の会場だと発声が難、ハッキリ発声するとグルーヴが難。今日のはグルーヴ寄りかな。4人の関係が透けて見えて良。

2024年11月16日 17時17分

清泉女学院高等学校「はやくぜんぶおわってしまえ」
昨年、本家”果てとチーク”の再演を観てて作品二度目。かなり際どい内容を汚い言葉含めて台詞を自分のものにしてる、高校生が高校生を演じるのがすごい。結末の部分はちょっと不明瞭になってたかと思う。mixiの時代の話で。性自認も変化あったよな。

2024年11月16日 18時30分