【ネタバレ分離】 ミュージカル「メリー・ポピンズ」の観劇メモです。

もくじ
初回投稿:2026年04月05日 7時35分
最終更新:2026年04月05日 10時36分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | ミュージカル『メリー・ポピンズ』製作委員会 |
| 回 | ミュージカル |
| 題 | メリー・ポピンズ |
| 脚本 | ジュリアン・フェローズ |
| 日時場所 | 2026/03/21(土)~2026/05/09(土) 東急シアターオーブ(東京都) |
団体の紹介
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
メリーがいればすべて完璧!
彼女と不思議な仲間たちが教えてくれた、本当の家族愛とは―2018年と2022年に日本の観客を魅了した傑作ミュージカルが帰ってくる!
原作はP.L.トラバースによる小説と、ウォルト・ディズニーによる不朽の名作映画『メリー・ポピンズ』。
キャメロン・マッキントッシュ(『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』)とディズニー(『ライオンキング』、『アラジン』)がタッグを組み、マジカルな舞台セットと、心躍る名曲、そして圧巻のダンスシーンで再び日本に魔法をかける。
誰もが一度は観たい傑作ファンタジーミュージカル、是非お見逃しなく!■STORY
1910年のロンドン、チェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家。一向に子守が居つかないこの家に、メリー・ポピンズが舞い降りてくる。
魔法で部屋を片付けたり、カバンから何でも取り出したり不思議な力を持つメリーと、煙突掃除屋のバートと過ごす素敵な毎日に、子供たちは大喜び。
一方、父ジョージは銀行でのある融資をきっかけに、苦境に立たされてしまう。
しかしこの出来事をきっかけに、バンクス家は家族の幸せを見つけ、それを見届けたメリーは、また空へ帰っていくのだった。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年04月02日 18時00分〜 |
| 上演時間 | 180分(分の休憩を含む(85-休20-75)) |
| 価格 | B席 7000円 全席指定 |
満足度
(5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
作品初見。メリー・ポピンズの姿はディズニーランドのパレードではよく見ていたものの、原作のディズニー映画も観たことがなかった。前日に滑り込みで映画を予習して観劇に臨む。映画はジュリー・アンドリュース主演で、名作「サウンド・オブ・ミュージック」よりも前に制作された、実写とアニメとを融合した作品。見て思うのは…こんなにシュールでファンタジックな作品なのか…ということ。ストーリーを説明出来そうで、でも説明するととても野暮になってしまうように思う。1910年代のイギリスの裕福な家庭と家族の関係を、子守を介在させることでユーモラスに描いているけれど、とてもふわっとした感覚的なものを見せられた、不思議な作品だったのだが。
この映画、舞台に昇華することでむしろファンタシックな感覚が更に強調されていて映画よりも良い。1964年の映画ということもあり、ちょっとオールディーズな感覚は否めなくなっている映画と比べて、むしろ今の時代に観ると舞台向きな作品。
メリー・ポピンズが一体何者なのか…という事は、劇中殆ど語られない。突然何処からともなくやってきた、厳格だけれど子供想いな子守…でしかないのだけれど。…強引に解釈すると、子供の頃に「欲しかったであろう優しさ」的なものの象徴かもしれない…なんて事を思ったりもするが、おそらく無数に解釈があるようにも思うし、書けば書くほど野暮さを否めないようにも思う。子供たちのワカママにシビレを切らしたメリー・ポピンズ。2幕は戻ってくるものの、それほど大きな事件がある訳ではないものの(子供たちの家出と、お父さんの家政婦を追い出す話は、どこか幕間狂言的だし)、メリー・ポピンズ的な優しさがこの世にあったらいいのになぁ…みたいなふわふわした感覚が、特に2幕を観ていると、言葉とは違うもので迫ってくるのがたまらない。
あと、当然のことだけれど曲がいい。「チム・チム・チェリー」「お砂糖ひとつ」、そして「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(Supercalifragilisticexpialidocious)」が特にたまらない。言わずと知れたシャーマン兄弟の楽曲たち。ディズニーランド内を歩いていると遭遇する何気ない音楽って、結構「メリー・ポピンズ」由来のものが多いんだなぁと今更ながら気がつく。
作中、舞台の上を何度か飛ぶメリー・ポピンズだが、ラストは客席の上を飛ぶ。チケット代をケチったこともあり3階席の最後列というあまり良い席ではなかったものの、最後の最後にメリーポピンズが3階席の後ろに消えていくのが、3階席から観ていてもなんとも尊かった。
タカラヅカの元トップスター、朝夏まなとの演技は「SHINE SHOW!」以来。凛々しくも優しい感じが、メリー・ポピンズのイメージにもぴったりで好き。





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