観劇

【観劇レポ】南極「ホネホネ山の大動物」

【ネタバレ分離】 南極「ホネホネ山の大動物」の観劇メモです。

初回投稿:2026年05月16日 14時58分
最終更新:2026年05月16日 14時58分

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 南極
南極第9回本公演
ホネホネ山の大動物
脚本 こんにち博士
演出 こんにち博士
日時場所 2026/05/14(木)~2026/05/17(日)
吉祥寺シアター(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

株式会社南極は、
舞台・映像・体験型コンテンツ・WEBコンテンツ
出版・アパレル・プロダクトなどを通して、
日々の生活を不思議でオモシロクしていきます。

製作チームとしてのクリエイティブ機能と、
演者としてのプレイヤー機能をあわせ持つ、
クリエイティブ&プレイヤー会社です

南極

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

〈イントロダクション〉
19世紀末に実際に起こった “化石戦争” をモチーフに スペクタクル・ジュブナイル・怪奇譚・スポ根・ロマンスなど様々なジャンルを 恐竜の復元作業のように組み合わせながらやがては史実をも超越する 超・ゆかいなホネホネ発掘争奪火花ばちばちザウルス!

南北戦争後の金ぴか時代のアメリカを舞台に、コープとマーシュという二人の古生物学者の間で繰り広げられた恐竜の化石発掘競争は今日では“化石戦争”と呼ばれている。本作『ホネホネ山の大動物』は史実である化石戦争をベースにしながら、こんにち博士の大いなる脚色を経て、泥臭くもマジカルな物語として誕生する。 2022年に第2回本公演として上演した作品をオール南極キャストによって再製作。劇団員10人に加えて3人の実演家を招いた新バージョンの『ホネホネ山の大動物』が、まったくあたらしい物語とヴィジュアルでもって、より大きなスケールで劇場に立ち上がる。

〈あらすじ〉
掘れ。掘れ。掘れ。磨け。繋げ。並べろ。持ち出せ。
記録しろ。発表しろ。⼼を燃やせ。完膚なきまでに叩き潰せ。

およそ100年前。世界はダイナソーラッシュと呼ばれる化⽯発掘の⻩⾦期を迎えていた。
幼少期より⾃然の摂理に興味を持ちながら裕福な家庭で育ち、偏屈な古⽣物学者になった星⼲男(ほし・ほしお)。貧しい農家に⽣まれ泥にまみれながら勉学に励み、こちらも負けじと偏屈な古⽣物学者になった九輪九作(くーろん・きゅうさく)。
はじめ友⼈だった⼆⼈はやがて対⽴し、お互いの研究の邪魔をしたり、化⽯を取り合うようになる。落とし⽳、スパイ、破壊⼯作、雑誌や地元住⺠の買収、新種の捏造。後に「化⽯戦争」と呼ばれることになるこの騒動は激しくエスカレートしていく。

11年後。
主⼈公は変わって11歳の少年・微熱(びねつ)。
何にも関⼼が持てない彼はひょんなことから、とある⼭に辿り着く。彼は故・九輪九作の⼦であり、この⼭こそがかつて九輪と星が化⽯戦争に⽕花を散らした地であった。
微熱はそこで巨⼤な恐⻯の⾻と出会うが、その⾻には頭の化⽯だけが⽋けていて・・・

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2026年05月15日
14時00分〜
上演時間 145分(分の休憩を含む(65-休10-70))
価格 4500円 全席自由

満足度

★★★★★
★★★★★

(3/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

ホネホネ山の大動物

作品自体は再演…とのこと。飛ぶ鳥を落とす勢いの人気劇団。放送局もバックについてプロデュース体制も整っているように(側からは)見えて。…油断をしていたらチケット完売で困る。ぴあのリセールに偶然流れてきて、ナントカ観れた。吉祥寺シアター進出で、劇団としてもかなり気合が入った作品なのだとは思うが、、、、肩透かし。わかり易くつまらないと言い切れる作品だった。

モチーフだったり描きたい事自体は、これまでのこんにち博士の描いている事に似ていて、テーマ自体に目新しさはない。それはこの団体の持ち味だとして受け入れるとしても。…休憩前の前半部分、二人の考古学者が発掘争いをしている部分が全然感情移入ができない。コミカルと言うにはツメが甘いネタの数々で、笑えばいいのかどうすればいいのかよく分からない時間が延々と。…眠気で遠のく意識と格闘しながら…だから何なんだ?「So What?」と思わず叫びたくなる時間が続く。

後半、考古学者の娘が、父親探しをする中で、過去のふたりの考古学者の対立をたどっていく点には一定の感動はあるものの、前半のふたりの対立がそもそも共感を呼んでいないので、どこまでも「So What?」な物語にならざるをえないのが痛い。「熱を抑える」演技テイストがテーマ的にも適切だからなのか「ノリで楽しめました」…的な境地にも辿り着けない。観客としては観ていて結構退屈で、冷めている時間が多い作品だった。

前回観たシアタートップス、前々回のパークシアター倉とそれ程大きさが違う訳でもないと思うのだが、吉祥寺シアターの空間をちょっと持て余している感。空間が大きくなって「南極」の世界観が薄まるようだとよろしくないなぁ。チケットがバカ売れしているにもかかわらず、制作の気の利かなさが前回公演と一緒でちょっと気になる。

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