観劇

【観劇レポ】演じゆう「革命のレッスン」

【ネタバレ分離】 演じゆう「革命のレッスン」の観劇メモです。

初回投稿:2026年10月05日 22時18分
最終更新:2026年10月05日 22時18分

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 演じゆう
回 演じゆうproduce
題 革命のレッスン
脚本 林拓郎
演出 森角威之
日時場所 2026/10/01(木)~2026/10/04(日)
シアターグリーンBASETHEATER(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

演じゆうとは
演劇を利用したコミュニケーションワークショップを開催している林拓郎の個人ユニット名。千葉県や埼玉県内の就労移行支援施設で月15コマ以上の講座を開催。国際NGOアムネスティ・インターナショナル日本でのワークショップをはじめ、不定期で「Yes,and」演劇ワークショップを開催中。
ワークショップの詳細は Yes,and演劇ワークショップ をご覧ください。

演じゆう

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

「涙子(なみだこ)先生のおかげです」

日本人初のアカデミー主演女優賞を受賞した賀来梨香子(かくりかこ)は、スピーチでそう語った。

世界中が注目する中、売れない女優・涙子は東京郊外の一軒家でひっそりと暮らし、すべての取材を断り続けた。

騒動が落ち着いたころ、一人の記者が涙子の家を訪ねる。

「私はなにも教えてない」と言い張る涙子に、記者・三国(みくに)はひとつの切り札を用意していた――

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2026年10月03日
14時00分〜
上演時間 100分(途中休憩なし)
価格 4000円 全席自由

満足度

★★★★★
★★★★★

(5/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

革命のレッスン

ストーリーは紹介の通り。補足する形で書くと…記者・三国の弟もかつて涙子の生徒であった。弟は涙子を「良い先生だ」と姉に話す一方、涙子のレッスンを受けたのちに俳優の道を諦め一般企業に就職。不器用だったから…と姉は評するが、上手くやっていけずに自殺をしてしまう。涙子に教わった俳優は、梨香子を除き全員が俳優を辞めていた。「私はなにも教えてない」と言う涙子だが、三国が梨香子とのレッスンの様子の取材を進めると、決して何も教えていない訳ではなかった事が如実に浮かび上がってくる物語。

団体初見。たまたま読んだストーリーに惹かれて観劇。ホームページを拝見する限り、演劇ワークショップを中心に展開している団体が公演を打っているようで、作品で登場する様子にどこか似ている気もする。ストーリーに記載されている通り、涙子は、本当に何も教えていなかったのかが当初は気になったが、そんな事はなくて梨香子にたくさんの事を教えている様子が早々に描かれる。最初は乗り気ではなかった「演技の先生」としての涙子も、次第に「乗りかかった舟」を楽しむようになっていく。

涙子が梨香子に教えた事は結局何だったのだろうか。少し気恥ずかしいが言葉にしようと試みてみると「俳優として生きる時の、二律背反する事柄への対処…」みたいな事だったのかもしれない。それしか出来なかったのでたまたま俳優になった…と語る涙子。それでも俳優という職業にかなり高いプライドを持っいて。それでも、すべての人が俳優になれるわけではない…大して売れてない自分も含めて…という事を身を持って知っている。それだからこそ「演じる事」を真剣に教えようとすればするほど、演じる事を職業にするという事から、生徒を離してしまう結果になってしまう事もあるのだろう。ただ、その時の真剣さだけはつねに伝わる。梨香子が涙子に再開したいのは、その真剣さを取り戻したいが故なのかもしれない。そんな事を思って最後ちょっとだけ涙が出てきた。

コーヒーの登場のさせ方が上手い。昔ながらの方法で煎れたカウボーイコーヒー飲んでみたくなる。涙子役の元田牧子の迫力のある演技が印象に残る。

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