観劇

【観劇レポ】MAO WORKS「ワタクシ、そして韻・ザ・ワールド」

【ネタバレ分離】 MAO WORKS「ワタクシ、そして韻・ザ・ワールド」の観劇メモです。

初回投稿:2026年03月21日 22時45分
最終更新:2026年03月21日 22時51分

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 MAO WORKS
MAO WORKS 05
ワタクシ、そして韻・ザ・ワールド
脚本 田村真央
演出 田村真央
日時場所 2026/03/18(水)~2026/03/22(日)
インディペンデントシアターOji(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

2023年に結成、田村真央が作・演出を務める演劇ユニット。
奇想天外で大胆な作風で、オリジナル音源によるラップを取り入れたPOPな演出をしながらも、鋭い批評性を持つダークな作品を上演している。

MAO WORKS

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

〈ワタクシ〉ってなんだ?
世界にこれだけ沢山の人がいて、私が私である偶然と必然。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2026年03月21日
18時00分〜
上演時間 95分(途中休憩なし)
価格 4000円 全席自由

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

ストーリーは事前紹介の通りだが、説明するのが難しい。私は何故あなたではなくて、でもあなたと同一でもありうるのか…そんなどこか哲学的とも言える問いをラップの曲とビビットなピンクが特徴な演出で舞台に載せた作品。

MAO WORKS、個人的には3作目の観劇。1作目はライトでポップ。2作目は海外難解戯曲を題材にした作品。そして3回目今回はどこか哲学的な問いを追う作品。正直なところ、前衛的ともアングラ的とも取れる演出色が強いので、好き嫌い割れて受け入れられない人が結構いそう(個人的にもそんなに好きなテイストではない)。難解なテーマだ…と受け取る人も多いだろうな。でも私的には結構「分かるわー」というテーマで、納得感が強かった。それ故に、周りの人がどう感じていたのかが、結構気になる。正に自分と他人の境界線。

誰もが一度くらいは、自分と他人との境目について考えたことがある様に思う。突き詰めていくと、結局は自分というのは他人に映った自分が自分なのであって、他者との境界線は考えれば考えるほど曖昧になっていく。でも日常生活の中では相変わらず、わたしは私で他者は他者で、そのことに歯痒さを感じたりもする。そんなことを、舞台にそのまま上げて、MAO WORKSのラップのリズムで語られた感覚。一見難解なテーマだけれど「分かる分かる」とうなづきながら観ていた。のだけれど。

もうすぐ50代目前の私にとっては、その悩みは結構前に通った場所。要は「青春時代の悩み」。オジサンの私からすると、どこか懐かしい感覚というか、青い感覚も同時に感じる。私と、あるいは多くの人が通った場所をトレースされて演劇にされた…という感覚。作・演・出演の 田村真央の年代的にはひょっとするととても誠実な悩み、あるいは演劇に昇華できる位なので一歩踏み込んだ思考になっているのかもしれないが。むしろ深く掘り下げられているが故に、私の年代で、かつて悩みを背負った私にも、共感が得られる作品…だったのかもしれないが、、、他の人の感想が気になる作品。

MAO WORKSの特徴であるラップが今回は前作に比べてかなり多め。前々作に比べても多くて、ラップ初心者の私には韻の踏み方が心地よい(ラップ好きがどう感じるかは分からないけれど)。

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