もくじ
映画基本情報
タイトル
「プラダを着た悪魔2」
2026年製作/119分/G/アメリカ/原題または英題:The Devil Wears Prada 2
配給:ディズニー
劇場公開日:2026年5月1日
キャスト
ミランダ・プリーストリー:メリル・ストリープ/アンドレア(アンディ)・サックス:アン・ハサウェイ/エミリー・チャールストン:エミリー・ブラント/ナイジェル・キプリング:スタンリー・トゥッチ/トレイシー・トムズ/ティボー・フェルドマン/ケネス・ブラナー/シモーヌ・アシュリー/ジャスティン・セロー/ルーシー・リュー/パトリック・ブラモール/ケイレブ・ヒーロン/ヘレン・J・シェン/ポーリーン・シャラメ/B・J・ノバク/コンラッド・リカモラ
スタッフ
監督: デビッド・フランケル /製作:ウェンディ・フィネルマン/製作総指揮:カレン・ローゼンフェルト,マイケル・ベダーマン,アライン・ブロッシュ・マッケンナ/原作:ローレン・ワイズバーガー/脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ/撮影:フロリアン・バルハウス/美術:ジェス・ゴンコール/衣装:モリー・ロジャース/編集:アンドリュー・マーカス/音楽:セオドア・シャピロ/音楽監修:ジュリア・マイケルズ/キャスティング:エレン・ルイス,シェイナ・マーコウィッツ
公式サイト
プラダを着た悪魔2
(公開後、一定期間でリンク切れの可能性あり)
映画.comリンク
解説・あらすじ
アメリカの小説家ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラーを原作とする2006年の大ヒット映画「プラダを着た悪魔」の20年ぶりとなる続編。ニューヨークの一流ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダ。かつてそのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで奮闘する日々を過ごしたアンドレアは、現在は報道記者として活躍していた。そんなある日、ミランダとその右腕ナイジェルが危機に直面していることを知ったアンドレアは、特集エディターとして「ランウェイ」編集部に舞い戻る。さらに、アシスタント時代の同僚エミリーとも再会するが、彼女はラグジュアリーブランドの幹部として「ランウェイ」存続の鍵を握る存在となっていた。それぞれの夢と野望がぶつかり合うなか、事態は思わぬ方向へと展開していく。キャストにはミランダ役のメリル・ストリープ、アンドレア役のアン・ハサウェイ、エミリー役のエミリー・ブラント、ナイジェル役のスタンリー・トゥッチら前作のメンバーが再結集。前作に引き続きデビッド・フランケルが監督、アライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を手がけた。
満足度
(3.0/5.0点満点)
感想(ネタバレあり)
プラダを着た悪魔2
そういえば、公開1週間くらいの時に見ていた。忘れないうちに感想メモを残したくなったので慌てて書いてみるが…なんだかんだもう1カ月経っているのか。時が経つのは早い。歳は取りたくないものだな、なんてな。
2の製作の噂を聞いたときSNSが結構ざわめいていたのだけれど、その事にまず驚いた。「プラダを着た悪魔」(以降、1、と書くよ)、私的には結構感動した作品だったのだけれど、あまり他人と感想を共有した記憶がない。要は、好きなのは自分くらいなんじゃないか、と思っていた。1の後には「アグリー・ベティ」なんていう、海外ドラマシリーズも作られたりして、いわば"VOGUE"とアナ・ウインターに注目が集まっていた時期。ただ、「アグリー・ベティ」は、ドジっ子の成長を全面に押し出していたのに対して、プラダは独特の美意識みたいなのの対決…って言葉は強すぎるかもしれないけれど…ある種の成長を伴った対決が結構好きだった。なので、「プラダを着た悪魔2」(以降、2、と書くよ)の製作にこんなに湧くんだ、みんな好きだったんだね、一緒だったね、という事にとにかく驚きだった。諸々の情報がリークされつつの全世界同時公開。もう何度も見ている作品だけど、前日に一応1を復習したりて。
当然、制作側も意識し作っているだろうけれど…映画の1/3くらいまでは、完璧に1と同じ構造で話を進めていくのが心地よい。オープニングの歯磨きのシーンから、ひょんなことから「ランウェイ」誌に入ることになり、食堂で食事を気にしながらナイジェルにサイズ6(Size 6)と呼ばれたり。正に「1の熱烈なファンに大々的なオマージュをお届けします」って感じ。あ、この映画期待して良いかな…と思ったのだけれど。良かったのはここまで。
個人的には1で一番好きなシーンで、SNSでもこの場面だけ切り取った動画がよく流れていた、ナイジェルとアンディのシーン…に対応するシーンの辺りから、ちょっと雲行きが怪しくなってきた。1で、ミランダに怒られたアンディは、半ば慰めてもらいにアンディの部屋に行くのだけれど…逆に「ミランダに何を求めていたの?」と諭すように返り討ちにあう場面…あのシーンがあるから、この作品ってアンディの成長物語なんだ…という事が明確になるのだけれど、それに対応するシーンか2には無い…ので「ズコッ」ってなってからが、イマイチ乗れなかった。
以降展開される「ランウェイを守る」話、もちろんランウェイを守るのはミランダの大事な目標なんだけれど、この物語ってその厳しさに呼応して成長するアンディの物語にして欲しい自分がいるんだよなぁ。アンディが中心に話が進むのに、どこかアンディの物語ではなくなっているのが、求めているものと違うので腑に落ちない。エミリーがランウェイを乗っ取る話…は、こう書いていてもストーラインとしてはキャッチーだけれど、見たいのはそれじゃねえ。ジャーナリストとして酸いも甘いも嚙み分けたアンディが、もう一皮プルんと剥ける。その剥けたアンディをミランダがほくそ笑む…的なのを見たいんだよなぁ。その意味て、ランウェイが潰れそうになったり、ミランダはやっぱりアンディについて覚えていなかったり、エミリーがやっぱり嫌な奴だったり、ナイジェルがちょっとだけ日の目を見たり・・・「2で見たいもの」は沢山見れたけれと、でも「本当に見たいものはそれじゃない」っていう、違うベクトルの気持ちが同居する、複雑な…それ見たいけれどそれじゃない…な心境だった。
あと一つ声を大にして言いたいのは、「Maybe Happy Ending」を観て恋してしまったヘレン・J・シェン(Helen J. Shen)の扱い方が酷すぎるよ…なんだあの「いかにもアジア人ってこんな感じ」のステレオタイプさは…。ちょっと垢抜けない方向に容姿を振っているのがどうにもダメ。Tony賞主演女優にノミネートされていたら、こんな役にはならなかったかなぁ…。とにもかくにも残念。加えて残念なのは、KT Tunstallの"Suddenly I See"はチクリとも流れなかったなぁ…。まぁ、KT Tunstallは一発屋の代名詞みたいになっているけれど、"Suddenly I See"のアレンジとかが流れるんじゃないかと期待して、エンドロールで立たずにいたのは私だけじゃないはず。



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