<観劇レポ>Bobjack theater「ライナスの毛布」年末に心の底から「暖かくなる」作品。

舞台と一体感の強い、暖かいお話。

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どもっ\(´▽`*)。てっくぱぱです。
Bobjack theater「ライナスの毛布」を観てきました。

公演データ

Bobjack Theater vol.23
ライナスの毛布
アトリエファンファーレ東新宿
2018/12/18 (火) ~ 2018/12/23 (日)
脚本 守山カオリ
演出 扇田賢


観劇データ

日時 2018年12月19日 14時00分〜
価格 3500円 全席自由(事前にネット予約)
上演時間 130分(途中休憩なし)
★★★★☆(4/5点満点)

客席の様子

客席は、なぜか私と同じくらいの年齢層の男性が多かった気が。上演中の雰囲気からして、固定ファンがついている女優さんがいる感じかな・・・と思ったら、客演している女優さんは、事務所属の方も多いみたいですね。
カーテンコールは2回。ラストの持って行き方が素晴らしく、ものすごく暖かい雰囲気の客席でした。


劇団紹介

劇団ホームページによると、2002年6月、作家・守山カオリと役者・扇田賢が立ち上げた演劇集団。2017年9月までに、21本の本公演と、1本の地方公演(富山)、4本の番外公演を行っている、との事です。息の長い活動をしている中堅劇団、という印象を受けます。今回は、twitterでの評判が良かったので、急遽観に行くことにしました。


ストーリー

公式ホームページ、または公演紹介によるとこんなことが書いてあります。

Bobjack Theaterが2018年年の瀬にお贈りするのは4つのオムニバスストーリー
そのベッドは、ある時はホテルのベッドになり、またある時は宇宙船になり、はたまたある時は様々な人物たちの思い出の揺りかごになる…。
『ベッド』というアイテムが時を超え、場所を変え、多くの物語を紡いでいく。
ボブジャックシアターがお贈りする「ベッド」にまつわるオムニバス公演・短編集。
2018年の年の瀬は、ちょっぴり切なく、不思議な物語たちで締めくくり!

「ベッド」は劇中モチーフとして登場しますが、それ程「ベッド」にこだわりはないかも。全編、コメディでとことん笑わせる部分もあれば、涙もあり。お話は、どれも分かりやすいので、初心者の方の観劇にも向いている舞台です。


舞台でしか成しえない

何よりも、第4話には泣かされてしまったし、独立していた話が一気につながった瞬間が心地よい。客席と舞台が、一緒に物語を共有している雰囲気が、何よりも愛おしい。舞台でしか得られない感覚、表現、だった。

舞台は4話オムニバス。
第1話「夢で逢いましょう」。若干、お話は「ありきたり」なものの、ラストの伏線としては欠かせない。
表題作の第2話「ライナスの毛布」。森岡悠の甘えあまえの妹っぷり。大きな体の、蜂巣和紀の演技。妹を守るお兄ちゃん、っていう感覚を全身から醸し出している感じ、愛おしすぎる。


第3話「コールドスリープ」。民本しょうこ、小島ことり、宮井↓↘︎→↓↘︎→+Pの暴走感が、面白すぎる。特に、民本しょうこはすごい。
第4話「デイドリームビリーバー」。丸山正吾、石部雄一がカッコいいなぁ。基本的には切ない話なのに、途中途中に登場するコントっぽい演技が面白すぎる。演出の扇田賢の「スターシアのテーマ」は最高に笑ってしまった。パンフレットには、役と役者さんの結びつけが書いていないので、若干間違いがあるかもしれないが、客演の役者さんも、劇団所属の役者さんも、皆キャラクターが立っていて、一つの世界観を創っていた。

その中でも、話としては表題作の第2話「ライナスの毛布」と第4話「デイドリームビリーバー」がよくできている。
「ライナスの毛布」、結果的には「ありがち」な物語なのかもしれないけれど、まさか除霊、のシーンだとは考えもつなかった。「デイドリームビリーバー」、もし目覚めない彼女が、一瞬だけ何かを話したら。そしてそれが、あなたが望んでいる言葉とは全く違ったら。人生は皮肉だ。求めている言葉が得られないこともある。そんな残酷さを、第1話の話と上手くつなげていた。「デイドリームビリーバー」の設定だけで、2時間くらい物語ができてしまうのではないかと思う。

客席は、客演の女優さん目当ての客もかなりの数いたような気がするけれど、私は民本しょうこの演技に、かなり心を奪われてしまった。要ウオッチ女優さんに加えよっと。


公演は今週末まで

公演は今週末まで。売切れの回も出ているようなので、ご予約はお早めに。

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