NTLive「アマデウス」圧巻の195分。イギリスに舞台見に行きたくなった。

【ネタバレなし】National Theatre Live初体験。「アマデウス」を観てきました。

f:id:techpapa:20190104093041p:plain


どもっ\(´▽`*)。てっくぱぱです。
National Theatre Live (NTLive)の「アマデウス」の舞台映像を観てきました。

公演データ

National Theater Live
原題:Amadeus
上演時間:3時間15分(休憩20分含む)  
収録時上演劇場:ナショナル・シアター オリヴィエ劇場
作:ピーター・シェーファー
演出: マイケル・ロングハースト
出演:ルシアン・ムサマティ、アダム・ギレン


観劇データ

日時 2019年1月4日 13時40分〜
価格 3000円 全席指定(事前にネット予約)
上演時間 195分(休憩含。20分休憩あり。)
場所 シネ・リーブル池袋

f:id:techpapa:20190105115201p:plain

客席の様子

ま、通常の映画館ですので、気にすることはありませんが。女性が9割、といったところ。カップルはチラホラいますが、女性二人組が多かったかな。


NTLive?

NTLiveとは、イギリスの舞台傑作を映像に収めた作品を上映するプロジェクト。クローズドサーキットってやつですかね。(死語?)
日本のホームページにはこんな説明があります。

ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)は英国ナショナル・シアターが厳選した、世界で観られるべき傑作舞台を こだわりのカメラワークで収録し各国の映画館で上映する画期的なプロジェクトです。2009年6月に英国では第1弾となるヘレン・ミレン主演『フェードル』が上映され、今では40カ国を超える地域で展開されています。どの作品も評価が高く、回を追うごとにNTLiveファンは増え、世界のNTLive観客の総計は55百万人を突破。日本では2014年にダニー・ボイル演出、ベネディクト・カンバーバッチ&ジョニー・L・ミラー主演の『フランケンシュタイン』で初上陸。回を追うごとに増える熱いファンの皆様の応援に支えられ、2018年で5年目を迎えました!


ストーリー

公式ホームページでは、以下の解説があります。

映画版でも知られる本作は、1981年のトニー賞で最優秀作品賞を受賞したピーター・シェーファーの戯曲。天才音楽家モーツァルトの半生がライバル、サリエリの視点で描かれる。気鋭マイケル・ロングハースト演出の本プロダクションでは、サリエリ役のルシアン・ムサマティら俳優陣の好演はもちろん、豪華な衣裳やオーケストラによる生演奏も見どころとなっている。

とあります。実は映画「アマデウス」は、私DVDは持っているんですが、まだ観たことないんですよね。

神童とまで言われた天才音楽家、モーツアルト。宮廷音楽の責任者だったサリエリが、彼の才能を認めるあまり、出世を拒んだから「モーツアルト」は不遇な目にあった、という俗説を元にしたストーリーです。


National Theatre Liveすごい

まずは、初Natinal Theatre Liveの感想。「やはり本場イギリスの演劇は違う」っていう薄っぺらい感想しかが出てこないくらい、すごい。音響はしっかりしているし、この「アマデウス」の舞台の装置の転換、それを映すカメラワーク。どれを取っても大迫力で文句のつけようがない。通常の映画より高く、入場料が3000円だが、むしろ3000円では安いのではないかと思うほどだった。
ブロードウェイに行きたいと思ったことはあったけれど、ロンドに舞台を観に行きたいと思ったことはなかったんですが。これは全く認識を覆されました。
字幕も、非常に分かりやすく、セリフの掛け合いがある場合でもストレスなく読むことができます。
195分の上演でしたが、途中舞台と全く同じく、20分間休憩がありました。休憩中は、転換中の真っ暗な舞台を映し続けて、左下に時計が出ます。映画館の客席ライトもつきますので長時間でも安心です。


アマデウス

サリエリを演じる、ルシアン・ムサマティ。冒頭に短く挟まれるインタビューで、「黒人がサリエリを演る事に不自然さを感じるなら、それは観る側の問題だ」と豪語していた。映画版「アマデウス」を見ている人、あるいはそもそも欧米圏の人は、当然違和感を感じるのかもしれないが。観ているうちに、サリエリ、黒人以外想像できなくなってきた。サリエリが感じるような苦悩は、黒人男性の顔の方が舞台映えをするのかもしれない。
モーツアルト演じるアダム・ギレン。同じく冒頭のインタビューで「モーツアルトの実際の手紙には、汚物ネタが多いので、それに倣った」との事。これがイギリス演劇?と疑うほど「ウンコ」と「セックス」が出てくる。この下ネタが、晩年不遇なうちに没したモーツアルトの原因を作った、彼の幼さの表現に使われている。
一つ面白いな、と思ったのが。結構シリアスなシーンの中に、セリフに言葉遊び的な冗談を入れる事。日本の客席は誰一人笑っていないのに、中継元の客席は、結構、大爆笑している。こんなシリアスなシーンなのに、イギリス人の笑いの感覚は分からない、というのはこのことかと思った。


ハマりそうな予感

National Theatre Live にハマりそうな予感。本家のホームページに行くと、結構面白そうな作品が。
National Theatre Live
今ページを見に行くと"No Man's Land"を、パトリック・スチュワートがやってる。見たいよピカード艦長。
日本のホームページは、あまり更新頻度が高くない様子。ホームページ記載以外にも、各地の映画館に回っているようなので、NTLiveのtwitterで確認するのが一番確実な情報源かと思います。
https://www.ntlive.jp/amadeus

お芝居好きの方は、要登録サービスです。


舞台