【観劇メモ】劇団四季「ウィキッド」(2024-25年大阪公演)
同じ作品を何度も観る予定なので、この記事に追記します。
最終更新:2025年10月27日 21時18分
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | 劇団四季 |
| 題 | ウィキッド |
| 原作 | グレゴリー・マグワイア |
| 脚本 | ウィニー・ホルツマン |
| 作詞・作曲 | スティーヴン・シュワルツ |
| 演出 | ジョー・マンテロ |
| 日時場所 | 2024/08/15(木)~2025/07/06(日) 大阪四季劇場(大阪府) |
団体の紹介
言わずと知れた、日本最大級の劇団です。
過去の観劇
- 2025年08月14日 劇団四季「カモメに飛ぶことを教えた猫」
- 2025年06月14日 劇団四季「ゴースト&レディ」(2025年名古屋公演)
- 2025年05月18日 劇団四季「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(2025東京)
- 2024年12月27日 劇団四季 「美女と野獣」
- 2024年11月08日 劇団四季 「ゴースト&レディ」(2024東京) ・・・「#劇団四季」のつづき
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
人も動物も同じ言葉を話し、ともに暮らす自由の国・オズ。 しかし動物たちは少しずつ言葉を話せなくなっていた。 緑色の肌と魔法の力を持つエルファバはシズ大学に入学し、 美しく人気者のグリンダとルームメイトに。 見た目も性格もまるで違う二人は激しく反発するが、 お互いの心に触れるうち、次第にかけがえのない存在になっていく。 ある日、オズの支配者である魔法使いから招待状が届いたエルファバは、 グリンダとともに大都会エメラルドシティへ。 そこで重大な秘密を知ったエルファバは、一人で戦うことを決意。 一方のグリンダは、オズの国を救うシンボルに祭り上げられる。 心の内では相手を想い合うエルファバとグリンダ。 しかし、運命は二人を対立の道へと駆り立てていく――。
「ウィキッド旋風」再び!
すべての人を魅了する
珠玉のミュージカルを、今!
名作「オズの魔法使い」を、二人の魔女の視点から描いた『ウィキッド』。何もかも正反対の二人が心を通わせ、やがてそれぞれの道へと進んでいく物語には「自分の意志で道を決める強さ」や「違う生き方を尊重することの大切さ」といった、今を生きる私たちにとって重要なテーマが散りばめられています。
一方で、エメラルド色の舞台装置、数百のきらびやかな衣裳、巨大なドラゴンや空飛ぶほうきなど、そのステージは夢と魔法の世界そのもの。
そして、一聴しただけで心をつかまれる楽曲の数々。グラミー賞をはじめ数々の栄誉に輝いたその音楽は、二人の喜びや怒り、切なさ、そして強い決意を余すことなく表現し、観客の心に深い余韻を残します。
老若男女すべての人に魔法をかける、驚きと感動の超大作ミュージカルを、どうぞお見逃しなく!
上演時間
上演時間:180分(途中休憩20分)
満足度
(文句なしの5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。
感想
2024年09月06日 13:30~
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2024年09月07日 13:00~
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2024年10月11日 13:30~
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2024年10月12日 13:00~
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2024年11月28日 13:30~
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2024年11月29日 13:30~
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2024年11月30日 13:00~
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2025年07月04日 13:30~
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感想メモ
7か月ぶりの四季版「ウィキッド」(2月にBWでも観たけれど)。
2024-25の大阪遠征ウィキッドのグリンダは、今日の観劇前時点ではすべて山本紗衣グリンダだった。正直なところ、山本紗衣グリンダがあまりハマってこなかった。エルファバが、江畑・小林の鉄壁で、どっちに当たっても良いかな、という状況たけれど(むしろ10年ぶりに江畑フィーを観れるのは大阪だけ、だったので江畑フィーに当たって欲しいくらいに思っていたが)。山本グリンダがピンとこないなぁと思っていた中で。
今日のグリンダは、2023-24の東京ウィキッドで沢山観た中山グリンダ。中山-小林ペアを観るのは、東京楽直前で、1年半ぶり位だと思う。
当時と比べても、感情や演技が、更に深く深く深まっている。For Goodからの一連のシーン中山グリンダ、チステリーと握手して地を離れた後、顔を崩しつつ泣いていた。そりゃエルフィーの事を考えるよね。でも、オズ市民に話しかける時には、秒で笑顔に戻す。「オズの皆さん。仲間たち」。そう、エルファバと約束したんだものね。あなたはあなたでいて、と。だから。でもセリフが終わると、もう泣いてるんだか笑っているんだか分からない。すごい表情。久々にウィキッドで泣いてしまった(60回も観ていると泣かなくなるのですよね)。
ラスト4ステで、客席はガチ勢が多い客席だけれど、その割には小学生くらいの女の子がチラホラ目立つ。やはり映画を見ての効果だろうか。私にとっても映画版前編(Wicked:Part I)を見ての後、初めてのウィキッドだった。正直なところ、恐れていたことが起こった。一幕、今までは、舞台の世界に無いものを自由に想像できていたのだが、どうしても、自然と映画の世界を想像の先に見てしまう。2幕は殆どそういう事が無かったので、映画版前編の影響…とみてよいだろうな。映画が傑作だったが故、舞台を観る視点に影響を与えてしまうのは致し方ないこと。受け入れないといけない、避けられない悲しさみたいなものがあるのは確か。まぁ、「キャッツ」みたいに、駄作であるよりは全然良いのだが。
2025年07月05日 13:00~
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感想メモ
2023年の小林さんのエルファバへのデビューは結構衝撃だったのだけれど、当時は「不安定さも残っていた新星」だった。一度は、「闇に生きる」のラストで声がひっくり返っちゃって、翌日イレギュラーなキャスト変更したのにも遭遇したが、その件に代表されるような「不安定さ」を残していた印象が強い。今回、久々に観た小林エルファバ。もう「不安定さ」みたいなものは全くなくて、「自由を求めて(Defying Gravity)」の堂々さと、他のシーンの細やかな演技が、全くの不安定さも見せずにピタリとはまっているのが良かった。武藤フィエロも、大阪で最初に観た時よりかなりこ慣れていて、特に「私じゃない(I'm not that girl)」に続くエルファバとの二人のやり取りが、ものすごく深さを感じるシーンになっていた。
作品63.5回目にして、今回の一連の公演のMy楽。次はいつ観れるかは分からない。おそらく次に見るころには、映画の後編(Wicked: For Good)を見た後になるだろう。映画に引きずられて、舞台の観方も、いろいろと見方が変わってしまうであろうことは必須だろう。この感情をしっかり保ちながら、次の「ウィキッド」の舞台公演を待つ。





































































































