【ネタバレ分離】 ヴェスペラ企画「朝日のような夕日をつれて」の観劇メモです。


もくじ
初回投稿:2026年05月31日 9時22分
最終更新:2026年05月31日 9時22分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | ヴェスペラ企画 |
| 回 | ヴェスペラ企画 |
| 題 | 朝日のような夕日をつれて |
| 脚本 | 鴻上尚史 |
| 演出 | 石本祐貴 |
| 日時場所 | 2026/05/29(金)~2026/05/31(日) アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F)(東京都) |
団体の紹介
紹介が見当たりませんでしたが、明治大学系の劇団のようです
事前に分かるストーリーは?
特に記載は見つけられませんでしたが、鴻上尚史、第三舞台の旗揚げ作にして代表作です。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年05月30日 13時00分〜 |
| 上演時間 | 110分(途中休憩なし) |
| 価格 | 無料 全席自由 カンパ制 |
満足度
(4/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
朝日のような夕日をつれて
1981年の鴻上尚史が主宰の劇団第三舞台の旗揚げ作品。時代性が強い作品なので何度も改訂されていて、おそらく上演したのは現時点では一番新しい2024年版。紀伊國屋ホールで上演された2024年版を観ているが、それ以上に、特に1991年の上演版を映像でディスクが擦り切れるほど観て台詞もほぼ覚えている、要は大好きな作品。…その作品を学生団体が上演。ふと公演情報を見かけて、久しぶりに朝日観たいなぁと思い観劇した。
戯曲に性別指定があったかは覚えていないが…この作品は基本男優5人芝居だが、この団体の公演ではキャスト、研究員・ゴトー1と、マーケッター・ゴトー2は女優が演じる。
舞台は円形舞台で、客席が四方から舞台を取り囲む形式に驚き。天井に吊られている物体が、どこか80年代のゲーム登場しそうなキューブ体で、流れる曲も(たぶん)'80テクノ。お、ひょっとしたら私と同じく「朝日…」大好きな人が演出したのかなぁ…と想像したのだが、冒頭、YMOの「THE END OF ASIA」か流れたかと思えば(記憶が正しければこの曲は戯曲指定)…本編は全体通して割と音楽少なめ。これまで本家以外の作る「朝日…」は何度か観ているが、第三舞台が上演した映像が手に入る事もありどうしても演出が似通ってしまうものだけれど、映像で手に入る同作を観ていないか、あるいは何とか離れた演出を試みている作品に見える。
音楽が少ないのでスピード感に欠ける部分はちょっと気になったものの(本家は5人の俳優が肉体の限界に近いくらいに、何もかもがスピーディーに展開する舞台なので)、少しスローテンポになった台詞が故、別のニュアンスで作品を捉えられたような気がして面白かった。
流行りモノが沢山取り入れられている作品。改定されたのは2024年で、まだ2年しか経っていないのに、この戯曲はすぐに古くなってしまうなぁ…SPYxFAMILYのパロディが出てくるのだけれど、2024年ほど流行っていない気もするのは私だけだろうかなぁ。「人間は、遊び続けられているのだろうか…」というテーマは常に今を問われて、1981年からどの時代の版でも変わらないのに、描くものが全く違ってきてもそれが成立してしまう事にこの戯曲の奥深さを改めて感じる。




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