【ネタバレ分離】 Seiren Musical Project「The Addams Family」の観劇メモです。

もくじ
初回投稿:2026年08月21日 0時39分
最終更新:2026年08月21日 10時59分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | Seiren Musical Project |
| 回 | Seiren Musical Project 第65弾公演 |
| 題 | The Addams Family |
| 脚本 | Marshall Brickman,Rick Elice |
| 音楽・作詞 | Andrew Lippa |
| 演出 | 菊地創 |
| 日時場所 | 2026/08/19(水)~2026/08/24(月) 浅草九劇(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
Seiren Musical Project は、
「あなたの、きっかけに。 」
をスローガンに掲げ、
それを実現するために
- 学生に出来る最高のミュージカル
- 誰もが本気になれる場所
- 早稲田のミュージカル文化を創る
の活動指針を持つ、
早稲田大学公認
インカレサークルです
過去の観劇
- 2026年03月13日 Seiren Musical Project「Anything Goes」
- 2025年12月24日 Seiren Musical Project「ANASTASIA」
- 2025年09月06日 Seiren Musical Project「Be More Chill」
- 2025年03月16日 Seiren Musical Project「春のめざめ」
- 2024年12月27日 Seiren Musical Project「City of Angels」 ・・・「#Seiren Musical Project」のつづき
事前に分かるストーリーは?
ストーリー記載は見つけられませんでした。
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年08月20日 18時30分〜 |
| キャスト | ちみどろ班 |
| 上演時間 | 150分(15分の休憩を含む(75-休15-60)) |
| 価格 | 4500円 全席自由 |
満足度
(5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
The Addams Family
元々はアメリカの読み切り漫画で1960年代にSitcomとして人気を博す。1990年代に映画化されて復刻。その後ミュージカル化という流れを持つ作品。どれもストーリーが異なるようで映画ともだいぶ異なっていて映画をミュージカル化した訳ではないらしい。映画は随分前に見たのだけれどあまり記憶に残っていない。確かSitcom版を昔「スーパーチャンネル」で見た気がするのだが…こちらも覚えていない。ミュージカルは作品初見。2010年にブロードウエイで上演。Tony賞はノミネートのみで取れてないけれど、ネイサン・レイン主演で1年9カ月ロングランされた作品。ざっと検索してみる限り、日本でも2014年と2017年に上演されているのが確認できる作品。
いやーこんなに良いミュージカルなのかぁ。正直、何故に今「The Addams Family」なのかと思っていたけれど…。最終的にはホロリと泣かされるとてもいいミュージカルで。しかも(相変わらずたけれど)Seirenは学生とは思えないレベルで魅せてくる。すごくよかった。
物語の観点で言うと…アダムス・ファミリーの世界観を引き継ぎつつも、育ったウエンズデーが結婚するというのがメインプロット。恋に落ちた結婚相手とその家族を食事に招待して家に連れてくるけれど、アダムス家の風習に困るのがメインカタルシス。プロットとして凄くズルいなぁ。だって、お化けの世界なんだから基本何でもアリなのに、それが人間の文化、しかも「結婚」っていう文化に触れたら、それはもう「何でもアリなのに、何話しても人間の文化が炙り出された結果、感動する」になってしまうじゃないかw。しかもお化けの世界の風習とかをいちいち説明しないで…要は普通のミュージカルだったらテンコ盛りの説明ゼリフ的なもので補うはずのものが、「お化けだから」で説明不要不要で突き進んでも問題ないというズルさ。非人間界を堂々と出してしまうと、超法規的な物語展開を自然と許されてしまうという「ズルさ」を逆手に取って、ラストの大団円で「サイテーがサイコー」みたいなテーマに辿りつくのが、何ともズルい。ズルいけれど、こんな効果的な語り方があるのか、というストーリーの巧みさがとにかく光るのと。
登場人物のキャラクターが立っているのもあり、「配役」と「なりきる力のアクセル加減」を間違わなければ、学生ミュージカルでも無理なく成立する作品だよなぁ。役のあるキャラクターが、見終わった後でも全員しっかりと思い出せる。色んなキャラクターを適材適所で配置する…あれ、こんなに学生にピッタリなミュージカルなんだ…みたいな事も同時に思ってしまう。…あまりにも作品の完成度が高いが故に、商業演劇としてこの作品を上演した時にどうなるのか…というのと比較したい欲が生まれるが…多分お金をかけられる部分以外は、大差ないんじゃないかなぁと思う。もし日本で上演があったら(あるいは海外でも)、比べに観に行ってみたいと思う。
アダムス・ファミリーと言えば、誰もが思い出すあの旋律があると思う(♪タラララッ パチパチ(と指を二回鳴らすやつ))。クライマックスシーンではこの旋律で押してくるのかな…と想像していたが、意外に登場頻度は低い。記憶が正しければ、冒頭の幽霊登場シーンと、カーテンコールだけ。曲の中で想起させる似たフレーズが出てくることはあるものの、基本は使っていないのが中々に憎い。ミュージカル全体的に、曲が耳に残ったわけではなかったのだが・・・、もうすこしで耳に残るのになぁな、いい曲ぞろいではあった。むしろあの有名なフレーズに頼っていないけど、無視もしていない作品。音楽的には中々に好印象。サントラあるので聴いてみよう。





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