観劇

【観劇レポ】ぴあ株式会社「春よ来い、マジで来い」

【ネタバレ分離】 ぴあ株式会社「春よ来い、マジで来い」の観劇メモです。

初回投稿:2026年10月29日 9時34分
最終更新:2026年10月29日 9時36分

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 ぴあ株式会社
題 春よ来い、マジで来い
原作 足立紳
脚本 マギー
演出 マギー
日時場所 2026/10/23(金)~2026/11/07(土)
東京建物ぴあシアター&カンファレンス(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

空気階段・水川かたまり 初舞台・初主演作!
2026年5月にプレオープンした、東京駅前の大規模複合施設「TOFROM YAESU TOWER」内の
新劇場「東京建物 ぴあ シアター」の「オープニングシリーズ」のラインナップとして
上演される『春よ来い、マジで来い』。
本作は、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』の作者、足立紳の実話を交えた青春小説を舞台化。
うだつの上がらない脚本家志望の主人公・大山孝志と、彼を囲む個性的なキャラクターとの掛け合いを
舞台ならではの表現で魅力的に描きます。

脚本・演出を手がけるのはジョビジョバ・リーダーであり、
近年ではKERA CROSS 第七弾「シャープさんフラットさん」(演出)や、
Prime Video「笑ゥせぇるすまん」(脚本)など、
数々の話題作を手掛けてきたマギー。
さらに、エッジの効いたサウンドと
心に刺さるメッセージで注目を集めるHONEBONEが音楽・生演奏を担当し、
舞台上のストリートミュージシャンさながらに
若者たちの満ち足りない心象風景を熱く切なく彩ります。

春よ来い、マジで来い

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

東京・阿佐ヶ谷の古いアパート。
脚本家志望・大山孝志は、映画監督や芸人を夢見る
“何者にもなれない若者たち”と共同生活を送っている。
ある日、長年の恋人・ユキから突然「距離を置きたい」と告げられた孝志。
関係を繋ぎ止めるためにも脚本家デビューを焦るが、
コンテストに落選し、自身の才能のなさに打ちのめされてしまう。
そんな折、手伝い先の大学で出会ったまっすぐな女子学生・佐知から思いを寄せられ、
孝志の心は大きく揺れ動く。
離れていく恋人への未練と、自分を慕う新しい出会い。
そして、一向に咲く気配のない夢の行方は?
不器用にもがき続ける若者たちのリアルを描く、ほろ苦くも温かい青春群像劇!

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2026年10月28日
13時30分〜
上演時間 160分(15分の休憩を含む(65-休15-80))
価格 9300円 全席指定

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

春よ来い、マジで来い

ストーリーは紹介通り。彼女に「距離を置こう」と言われたばかりの売れない脚本家。先輩の繋がりで、映画専攻の大学の授業の手伝いをすることになり、そこで課題の制作で脚本と監督をすることになる大学生と出会う。少し惹かれつつも遠くで見ていたら、向こうが意識していることがわかるも…「距離を置こう」というのが気になって何もできない。映画を制作する学生と、その仕事に誘ってくれた助監督の先輩と。あと…6畳くらいのアパートに一緒に寝泊まりする芸人や作家の友達を描きつつ、主人公の脚本家の成長を描く作品。

普段ならあまり観に行かないタイプの作品。水川かたまりという人を知らなかったし、空気階段というグループ?も初めて聞いた。原作の小説を読んだこともない。ただ、小劇場から何人か役者さんが出ているので興味を持って観劇。どこか「トキワ荘の青春」的なテイストな設定。(片想いの)恋愛的な要素も強く、当然の事ながら男性視点の物語だなぁ…というのは強く感じるものの、水川かたまり演じる最初から最後までウジウジしている主人公と周りの人々の心の動きがよく見えて面白かった。

ラスト、自分から彼女を振るのかなぁ…と思ったら、思いの外ディスニーランドの花火の前で待っている…というのにはちょっと驚いたけれど(物語の7割方費やしてきた諸々の事柄では、大して成長した訳じゃないじゃん…みたいなことを思うのだがw)…まぁ人間なんてそんなものかなぁ。50歳を目前にしたオジサンからすると、あんなに片想いしたり、すがったりしてドキドキする事なんて遠い過去の記憶なので…何だか懐かしい。久々に恋模様のドキドキ感を味わったような気がして、あー青春群像劇だなぁ…なんて当たり前のことを噛み締め直したりした。

小劇場の役者。お目当てはもちろん、てっぺい右利き。ふとした時に、最近CMなんかでも見かけるようになった。ちょっと滑ってるけれど憎めないキャラは、デカイ舞台でもそのまんま。…そういえば、Suicaの後続サービスの名前が「Teppay」に決まったけれど、最近駅に溢れてお別れを言っている「Suicaのペンギン」の後続マスコットはてっぺい右利きだったりしないかなぁとちょっと期待してたりする(…んなことは多分ない…3次元じゃないだろうしなw)。地蔵中毒はあまり観たことないんだけれど、てっぺい右利きと同じく先日の「東京にこにこちゃん」に出ていた東野良平も好演。宮下雄也、初めて観た気がするのだけれど…豪快なキャラクターが印象的。主人公がウジウジタイプの物語なので、彼がいてくれるだけで物語がとても明るくなった。

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