観劇

【観劇レポ】あひるなんちゃら「不可識別性シュガーレス」

【ネタバレ分離】 あひるなんちゃら「不可識別性シュガーレス」の観劇メモです。

初回投稿:2026年10月02日 1時12分
最終更新:2026年10月02日 1時15分

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 あひるなんちゃら
題 不可識別性シュガーレス
脚本 関村俊介
演出 関村俊介
日時場所 2026/10/01(木)~2026/10/04(日)
駅前劇場(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

2003年3月結成。東京を拠点に活動。初期はユニットとして活動し、2005年より劇団として始動。いつの間にやら20周年も過ぎてしまいました。名前は聞いたことあるけど見たことはないとよく言われる劇団。いい加減に見に来てほしい。

あひるなんちゃら

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

味わいそのまま甘くない駄弁芝居、80分。
あひるなんちゃらは敷居の低い芝居です。気軽に見に来て愉快な気持ちになっていただければよいな、という心意気で芝居を作っています。ぜひ劇場でも配信でも、ご都合にあわせてご覧ください!

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2026年10月01日
19時30分〜
上演時間 80分(途中休憩なし)
価格 3000円 全席自由

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

不可識別性シュガーレス

大学時代の友達3人組。もうおっさんになったけど居酒屋でだべってたら。1人が「俺、乾杯したら別の男と中身だけ入れ替わったから、中身はお前の知っている俺じない」と、まるで映画「転校生」のようなことを言う。驚く2人。そのうち片方は漫画家で、売れないのでイラストでなんとか食い繋いでいるけれど、ストーカーのような出版社の編集者…じゃなくて社長が、「作品を描きませんか」と毎日喫茶店に呼び出してくる。居酒屋の店員もどこか変で。姉もどこか変で。入れ替わった男の片方のYouTuberは、どうやら中身が入れ替わったことで上手くいっているらしい…。そんな情景を、入れ替わってしまった男と、側から見ている漫画家の視点で描く物語。。。。と書くと何だかんだ深刻なアイデンティティの話のように聞こえてしまうかもしれないけれど、訥々とした会話の中で笑わせながら魅せる、相変わらずの駄弁芝居80分。

駄弁芝居を謳う時の「あひるなんちゃら」は久しぶりなような気もする。ごく普通の日常の会話の中に居たかと思えば、気がつくと「別の日常」「別の風景」「別の常識」が見えてきて…最終的には何が常識なのか、境界線が曖昧になっていく。2人の男女が入れ代わったら、映画「転校生」を初め諸々の物語で描かれている通り「ワクワクするお話」なら成立するけれど…40代のおっさんが入れ替わってもワクワクしない…というシニカルな状況を、側から眺めてい売れない漫画家の視点で見る。不可思議な状況を、あまりにも日常的に描いているのがなんとも面白い。訥々と展開していた日常空間も、ラストにパラパラを踊りだすと突然異次元に展開する。いつもの「駄弁」とはちょっと方向性が違うかな…という気もしなくもなかったけど、80分キッカリで客を変なところに連れていくという意味では、いつも通りのあひるなんちゃら。楽しかった。

芝居の後は、初日のビンゴ大会。終演後、参加しない人の退場タイミングを作った後、役者も舞台に出てきてすぐに始まる。全部込み込みで終演後+30分間。楽しかったけれど、終わる時間が読めないのがタマニキズ。客に景品が当たるのだから、配信もしている中でどうやったって移動などなどにバタバタして、後半ダレるしなぁ。役者さんが準備した全部で11個の景品。駅前劇場の客席数考えると、結構確率高いはずなのになぁ。ダブルリーチまでしたのに当たらず…。甘酒、欲しかったなぁ。

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