【ネタバレ分離】 劇団四季「リトルマーメイド」の観劇メモです。


もくじ
初回投稿:2026年11月05日 8時00分
最終更新:2026年11月05日 8時00分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | 劇団四季 |
| 題 | リトルマーメイド |
| 脚本 | ダグ・ライト |
| 作曲 | アラン・メンケン |
| 作詞 | ハワード・アッシュマン グレン・スレイター |
| 演出 | グレン・カーサル |
| 日時場所 | 2026/08/26(水)~ 舞浜アンフィシアター(千葉県) |
団体の紹介
言わずと知れた日本最大級の劇団です。
過去の観劇
- 2026年06月17日 劇団四季「コーラスライン」(2026年東京)
- 2026年05月20日 劇団四季「マンマ・ミーア!」(2026横浜)
- 2025年12月02日 劇団四季「恋におちたシェイクスピア」
- 2025年08月14日 劇団四季「カモメに飛ぶことを教えた猫」
- 2025年07月05日 劇団四季「ウィキッド」(2024-25年大阪公演) ・・・「#劇団四季」のつづき
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
海底の世界に住む人魚のアリエルは、地上の世界に憧れる18歳。
ある日、航海中の船へ近づき、人間の王子エリックに恋をしてしまう。しかし船は沈没し、アリエルは溺れた王子を歌声と共に介抱する。
朦朧とした意識の中で聴いた美しい歌声が忘れられない彼は、
その声の持ち主に心惹かれ、探し出そうとする。一方、恋心を募らせるアリエルに目をつけた海の魔女アースラは、
「その美しい声と引き換えに、人間の姿に変えてやろう」と話をもちかける。
しかしそれは、三日間のうちにエリックとキスを交わせなければ、
アリエルはアースラのものになるという契約でもあった。悩みながらも人間の姿になることを選ぶアリエル。
果たして彼女の運命は…
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年11月04日 12時30分〜 |
| 上演時間 | 155分(20分の休憩を含む(75-休20-60)) |
| 価格 | C席5000円 全席指定 |
満足度
(3/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
リトルマーメイド(LM)
1989年のディズニーアニメの舞台化。2008年ブロードウエイ初演で上演回は600回ほど。当初はスケボーを中心とした水中の演出だった模様。2012年のオランダでの改訂版上演でワイヤーアクションも用いられて、劇団四季では2013年にオランダ版の演出を取り入れて初演。四季版のオリジナル演出も加わりつつ地方公演も含めて長く演じられている作品。舞浜アンフィシアターで上演していた「美女と野獣」(以下、BB)閉幕後、四季では2023年の札幌以来の上演が、ロングランとして同シアターで開幕。私自身はいずれの舞台も観たことがなく作品初見。映画とは細かい部分でストーリーは異なるが、…その辺りの解説はあちこちに落ちてそうだから割愛。
個人的にはアニメがそれほど好きな訳ではないのだけれど、四季のミュージカル作品の中で未見作品。手頃な券が出ていたのと、曲「Part of Your World」(POYW)と「Under the Sea」(UTS)は大好きなのと、東京ディズニーシー(TDS)のマーメイドラグーンシアターは依然復活しなさそうなのもあり、久しぶりのアリエル…と思って観劇(ちなみにTDSの「アンダー・ザ・シー」(2001~2014年)は大好きで何度も観ている)。劇団四季作品・ディズニー作品なので期待値は高かったのだけれど…イマイチ乗れない観劇だった。
まぁ…劇団四季なので、ミュージカルのクオリティという観点では文句のつけようがない。特に、オランダ版から取り入れられたというアクロバット…と言うべきかワイヤーアクションと言うべきか迷うけれど…「水中を表現するために」空中を飛ぶ演出は観どころ満載。主要キャストのほとんど全員が、ほぼ全編にわたってワイヤーアクションがチョイチョイ差し込まれる。ワイヤーアクションと、役者さんの常に漂う演技と、照明・音響・装置・プロジェクターで、とにかく「水の中にいる」というのを表現し尽くす。ここは素直に凄い。今回観たキャスト、アリエルが谷原志音。個人的には「ゴースト&レディ」のフロー役で何度も観ているけれど、歌の力がとても強い。2幕、アリエルが声と引き換えに脚を得て丘に上がるので、歌声がなくてフラストするかな…と思ったけれど、アニメと異なりしっかりと心中を表現する歌が入っていたのは良かったのだけれど。
やっぱり元々の物語が弱いよなぁ。女性の自立的な物語として解釈できなくもないけれど、アースラの位置付け…どうしてアースラが退場するのかが物語としてかなり曖昧だし。言ってしまえばディズニーの「プリンセスモノ」なのだから仕方ないのかな…という気もしなくもないが、ある程度ミュージカルにも物語を求める私としては消化不良。加えて、良い曲はPOYWとUTSだけで、どちらも1幕で出てしまう。他のディズニーミュージカルと比べても、後半迫力に欠ける感は否めない。…まぁひとつのミュージカルで、耳に残る曲が2曲あれば普通は十分なんだけれど、どうしても他の作品比べてしまう。
水中の雰囲気はとても良かったけれど、舞台が2次元のような平面的な舞台に見えてしまうのが不思議。実はLMの前のBBでも同様の平面さを感じた。舞浜アンフィシアターは、元々Cirque du Soleil演目の専用として作られた劇場。舞台センター部分が前に張り出していて客席は半円形に囲む形で、客席は劇場の名前の通りひな壇状。…要は元々は演劇やミュージカル向きには作られていない。そこにミュージカルを立ち上げると、LMもBBもどういう訳か空間が2次元的になってしまう。あれはどうしてなんだろう…。BBだけでなくLMも同じだと、舞台機構的に仕方ないのかもしれないのかもしれないのかなぁなんて事を思う。BBの時には利用されていなかった前方席と後方席を隔てる通路頭上にある吊りレールに、劇中に魚やクラゲが通って…おそらくアクロバット用だった設備もフル稼働しているのだとは思うが。その演出が故に、やはり平面的にならざるを得ない舞台の印象を払拭しようと努力しているのかなぁ…なんて事を(勝手な想像だけど)感じたり。






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