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<観劇レポート>壱劇屋「猩獸 -shoju-」

#芝居,#壱劇屋

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 壱劇屋「猩獸 -shoju-」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名壱劇屋
劇中に台詞のない、ワードレス×殺陣芝居
猩獸 -shoju-
脚本⽵村晋太朗
演出⽵村晋太朗
日時場所2022/06/01(水)~2022/06/05(日)
ザ・ポケット(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

関西を拠点に2008年高校演劇全国大会出場メンバーで結成。枚方の河川敷で稽古を重ねる日々より10年後には、記念公演として森ノ宮ピロティホールで公演するほどに成長した関西屈指のエンタメ劇団。複数の作家や演出家が在籍し、 様々なジャンルの作品を生み出している。2019年には東京支部も発足してますます勢力的に活動中。NPO法人トイボッ クス提携劇団。

壱劇屋

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

嫁いでいく娘が、幸せでありますように。

⼩さな家族の⼩さな願い。
⽗は家族を守りたかった。

⽗はある⾔い伝えを思い出す。

“猩獸あらわれるところ 厄災がおとずれる”

猿にて猿ならず ⼈にて⼈ならず
頭は猿 ⾜⼿は⼈ 体躯は変容し
⼈々を惑わす
厄災から逃れたくば
⽩花を受けし者を差し出すべし

⽗は⾃らが猩獸となり花を贈る。
家族を守るために。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2022年6月5日
12時30分〜
上演時間90分(途中休憩なし)
価格A席 6000円 全席指定

チケット購入方法

チケットぴあで購入、決済しました。
セブンイレブンで、予約番号を伝えてチケットを受け取りました。

客層・客席の様子

男女比は4:6くらい。
様々な年代のお客さんがいました。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・殺陣
・ワードレス

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(5/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

4月に観た「猩獣 -shoju-」と同じタイトルの作品。迫力のある殺陣と、超高速ビートの効いた音楽とカラフルな照明とで織りなされるスピーディな展開、セリフが一切無しの芝居は、4月と変わらず。

4月に観た作品は、物語色が弱い…というか、受け取るのが難しくて、殺陣の迫力に押されたものの、過去に観た「独鬼」「Pickaroon!」と比べると、若干不満を覚える作品だったけれど。今回の作品は、「嫁いでいく娘」を守ろうとする父が、気が付くと、猩獸に憑りつかれ(?)、猩獸に打ち勝つ過程を語るお話で、ベースとなる物語は似ているものの、物語性はぐんと強くなった感覚。「嫁いでいく娘を見守る父は、必要以上に攻撃的になっていく・・・」的なニュアンスが、物語の中で徐々に明らかになっていく。

3回目のカーテンコールで、一人出てきた⽵村晋太朗が語るには、4月の「猩獣」は最初に書いた作品で(ワードレス殺陣芝居を始めたころの作品…という意味で受け取った)、その後、⽵村晋太朗自身が家族を持ったり(…おそらく子供が生まれたり)の生活の変化の中で、「猩獣」という作品を変化させていったのが、今回上演された作品、とのこと。

ワードレス殺陣だけでも凄い演劇には違いないけれど、個人的にはそれだけではどこか物足りなくて、物語の要素を盛り込んでほしい思いが強い。「独鬼」に比べると少し不鮮明さがあるものの、4月の「猩獣」よりも物語性が明確になってたのが良かった。

当初予定されていた、上演時間が75分だったからだろうか…90分は、間延びしている訳ではないものの、割と「長い」という感覚を持つ。ワードレスでここまで殺陣を重ねてくると、観ている方も興奮して、同時に疲労感が結構ある。単に元々75分でアナウンスされていたから、そう錯覚しただけかもしれないけれど、70分前後くらいの上演が割とベストなのかも…なんていう事を感じる。

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