<観劇レポート>ラビット番長「コマギレ」

#芝居,#ラビット番長

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 ラビット番長「コマギレ」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名ラビット番長
第34回池袋演劇祭参加作品
コマギレ
脚本井保三兎(ラビット番長)
演出井保三兎(ラビット番長)
日時場所2022/09/22(木)~2022/09/25(日)
シアターグリーンBASETHEATER(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

主宰の井保三兎によるオリジナル作品を 舞台上演する事を目的としたプロデュース団体。
現在、東京を拠点に演劇活動を展開中。
地方公演も積極的に行っています。

ラビット番長

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

将棋は記憶の競技だ。
天野桂子。職業、プロ棋士。
人々に記憶される彼女の活躍。
だがそれは平坦な道ではなかった…。
ラビット番長の将棋シリーズ第四弾。
今秋、再演決定!!

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2022年9月24日
13時00分〜
上演時間115分(途中休憩なし)
価格4000円 全席自由

チケット購入方法

CoRichで予約しました。当日受付で現金でお金を支払いました。

客層・客席の様子

男女比は7:3くらい。様々な年代層の客がいました。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・将棋
・コメディ
・泣ける
・笑える
・会話劇

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

奨励会所属、初のプロ棋士となった女性・天野桂子の物語を中心に、その師匠の熊谷、妹や熊谷の将棋教室に集まる人々を描いた群像劇。天野桂子が倒れた後(病名が劇中出てきたけれど忘れてしまった)、ボーっとして記憶が「コマギレ」になって、手を考えているうちに、自分の手番かどうかを忘れ・・・いゆる「二手指し」をしてしまう。そんな状況を、師匠や妹や、ライバルに助けられながら、乗り越えていくお話。

カチナシ!」 「成り果て」につづいて、3本目のラビット番長、将棋芝居。いつもの通り、開演前の将棋ルールの解説からの本編。将棋のルールが分からなくても、基本は「人情劇」なので大丈夫だけれど。やっぱり将棋のルールが分かると、いろいろ見える部分が違ってくる。それくらい、将棋の部分の描写がリアルに描かれている。

私自身、最近将棋を見たり、自分で指したり、詰め将棋したりするようになったので、今までの見えてる部分が増えるなぁ、という事。ちょうどチラシの絵に載っている局面。熊谷が里山との対局で指す、6五歩(か、4五歩、どっちが先手か忘れた)で、「あっ」と言って、投了するのが面白い。あそこで歩を上げたら、角に攻め込まれてかなり悲惨なことになるよなぁ、とか。(あれ、チラシは7九に銀がいるけれど、舞台だと7八に上げてた気がするけれど、記憶違いかな)。盤面が見えると、更に見えてくることがありそうだなぁ、という気がしてきた。

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