<観劇レポート>カラスカ「約束のチバーランド」

#芝居,#カラスカ

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 カラスカ「約束のチバーランド」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名カラスカ
カラスカ公演
約束のチバーランド
脚本江戸川崇
演出江戸川崇
日時場所2020/10/29(木)~2020/11/02(月)
ブディストホール(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

2002年「劇団鴉霞」として旗揚げ。
ジャンルを選ばない上質のストーリーと手段を選ばない茶番ネタをミックスさせた、誰もが楽しめる笑って泣けるエンターテイメントを目指して活動を始める。

本公演の他にも番外公演やプロデュース公演など様々な形の公演を主催。
自らが主催する公演以外にも、色々なイベントに積極的に参加。形にこだわらない活動を展開している。

2015年3月より団体名を「カラスカ」に変更して活動中。

カラスカ

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

いつでも笑顔が溢れている夢と希望の国、チバーランド。
ある日、チバーランドの孤児院で暮らしている絵奈、涼真、美玲の三人は気付いてしまう。
チバーランドにあるのは、偽りの夢と希望だということに。
そして三人は誓い合う。このチバーランドから脱出し、そしてチバーランドを変えよう、と。

笑顔、夢、希望……これはそれらを打ち砕く革命の物語。穢れに塗れた先に絵奈達が見つけた理想の世界とは……。

カラスカが贈る、房総から海ほたるを暴走して、マザーの牧場を通過して、夢と希望の国に辿り着くような落花生コメディ。

観劇のきっかけ

「チバーランド?」タイトルを見て、放っておけませんでした。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2020年10月30日
14時00分〜
上演時間150分(10分休憩含む)
価格6000円 全席指定

チケット購入方法

CoRichのページから予約をしました。
当日受付で、当日料金を支払いました。

客層・客席の様子

男女比は8:2くらい。男性は、40代upの人が目立ちました。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・コメディ
・笑える
・にぎやか

観た直後のtweet

映像化の情報

DVDの予約を受け付けていました。

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

ストーリーは、事前の告知通りだが、補足すると。
チバーランドは、孤児たちを集めて、いつも楽しい事だけを考える人に矯正するところ。うまくいかないと、エレクトリカル・なんちゃらパレード?というので、電気ショックで洗脳されてしまう。チバーランドから脱出した三人は、残された仲間を助けるべく、そして、チバーランドを変えるべく、チバーランドに戻ってくる・・・というお話。

いやはや、タイトルと設定が、バカバカしいったらありゃしない(笑)。アクション・殺陣の多い、でもぶっちぎりでコメディ。めちゃくちゃ笑って、楽しめた時間だった。

チバーランドに暮らす人々は、幹部に記憶を操作されているから、前半のストーリーというか、キャラクター設定が、ちょっと飲み込みにくくて苦労した。後半は、「チバーランドを変えるぞ!」のテンションで、とアクションや笑いに集中。笑い転げた。

きっと「約束のネバーランド」をパロディしているのだろうと思うけれど、私は元ネタは知らない。知らないけれど、十分楽しめた。チバーランド、もとい、ディズニーランドはよく知っている。でも、ディズニーランドも、概ね知っている程度で楽しめると思う。細かいところで、私がよく分からない笑いがあったので、ひょっとすると、元ネタを知っていると更に笑えるのかもしれないけれど、知らなくても取り残される事が、全く無いのかイイ。そのあたりを配慮して、役者さんのリアクションが、変に丁寧に練り込まれている感覚があった。

特に女性の、アクションの迫力と、ツッコミのキレが心地よく、清々しいのが印象的だった。


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