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<観劇レポート>宇宙論☆講座 「LOVEマシーン2021」

#芝居,#宇宙論講座

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 宇宙論☆講座「LOVEマシーン2021」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名宇宙論☆講座
第三回公演 変形合体ミュージカル
LOVEマシーン2021
脚本五十部裕明、宇宙論☆講座
演出五十部裕明、宇宙論☆講座
日時場所2021/06/16(水)~2021/06/20(日)
花まる学習会王子小劇場(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

いったいどういう団体かといいますと、宇宙論☆講座は、
「やばい音楽劇」
「インスタ映えする音楽劇」
「音楽を悪用する音楽劇」
をキーワードに、大変なミュージカル作品を発表し続けているグループです。
作曲家・五十部裕明のソロユニットとして活動ののち、2020年5月に「炭火焼肉ミュージカル」で団体化しました。
音楽劇では、音楽に付随するさまざまの力を盛大に活用することで、届きづらいものをすぐ届くようにしたり、時間のかかるものを一息でいけるようにしたり、小さなものの小ささを保ったまま大きく広げたり、でかすぎるものをそのでかさのまま無理のないサイズに持っていったりすることができます。
また、技術を持って悪用することで、とっつきやすさを醸したり、手っ取り早い説得力を加えたり、完成度を担保したり、感動をすり替えたりもできます。
お芝居における音楽のそういう効用を、とにかく試したり工夫したり突き詰めたりするのが好きな人間が、ずーっとそういうことを考え続けながら、音楽劇を作っているのが宇宙論☆講座です。
音楽がお芝居そのものに、ものすごいハマりかたを見せたとき、音楽は文字通り魔法となり、魔法としか呼びえない舞台効果が生まれます。
また演出面では、照明機材への偏愛をルーツとする、灯体を生き物として扱う明かり作りと、俳優の体と演奏家の体の違いというものを徹底的に作品に組み込んでいくスタイルに定評があります。
音楽そのものに関しては、グイグイと力強くキャッチーかつ、構造的に美しいものを心がけています。

宇宙論☆講座

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

この規模の公演としては「だいぶ豪華!」と観客の皆様の目に映るはずの(といいな)、10名超のミュージシャンによる演奏に乗せて、多幸感あふれる、直球の恋愛劇をやります。

五体の俳優が変形・合体して、美しい恋愛劇を繰り広げます。
(作曲・演出・台本/五十部裕明と宇宙論☆講座)

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2021年6月18日
19時00分〜
上演時間135分(途中休憩なし)
価格2500円 全席自由

チケット購入方法

劇団ホームページから予約しました。
当日、現金でお金を支払いました。

客層・客席の様子

男女比は6:4くらい。
様々な年代層の人がいました。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・ミュージカル
・ナンセンス

観た直後のtweet

映像化の情報

情報はありません。

満足度

★★★★★
★★★★★

(2/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

噂に聞いていた、ミュージカル。・・・というか、馬鹿馬鹿しいミュージカル形態のハチャメチャな芝居。土日公演が多く、毎回予定が合わなくて、観れてなかったのだけれど。今回やっとスケジュールが合って観れた。

期待値を高め過ぎたかなぁ。。。ダメだった。結局、観ていて、全く感情が動かなかった。

クオリティが突然高かったり、突然低かったりの、音楽・演奏。それに合わせて、ド派手な照明で描き切る。映像と、照明機材の使い方が巧みで、これでもかこれでもか、とバカまっしぐら。 「LOVEマシーン2021」というタイトルだけれど、それぞれのキスについての経験を語る、らしき物語。映像でも、そして実際にも、キスの嵐。劇場天井にはカウンターが吊られていて、100からスタートして、キスすると減っていく。100回キスして0になったら終わり、な芝居。

バカバカしい。一直線でバカバカしいのだけれど・・・。ただ、どうにも感情が動かない。あまりに何も感じないので、途中から、自分はどうしてこんなに冷静なのかなぁ、と自己分析を始めてしまうくらい、冷静に観てしまったのだけれど。

他では観た事なくて、唯一無二なスタイル。でも何て言うんだろう、・・・広い意味、大きな意味で、笑えないんだよなぁ。コントやコメディじゃないから、笑うための芝居じゃないのは分かるのだけれど。それでも馬鹿馬鹿しさを、どこかで全てを笑い飛ばせないと、成立し得ない表現に思う。その笑いがなくて。

似たような芝居をする団体として思い浮かべたのは、劇団「巨乳の彼女を創る」とか、革命アイドル暴走ちゃんとか、 good morning N°5とか。ひょっとすると、Peachboysも、本質の部分は似ているかもしれない。いわゆる「アングラ」と呼ばれる芝居も似ている気がする。最近だと、劇団時々自動、なんかも思い浮かべる。・・・いろいろと思い浮かべるのだけれど。どの劇団にも、根底に流れている大事な何かがあって、だからこそ馬鹿馬鹿しさを笑い飛ばせるのだけれど。そういう何かを、この芝居からは全く感じ取れないからこそ、冷静に観てしまうのか。

客との距離の取り方が、自分的には合わないのかな。芝居自体は、客に媚びている訳ではまったくない。だけれど不思議と、客に媚びられているのと同じようなあの嫌な感覚が産まれる。「媚び感」が、表現のスタンスとして、どこか透けて見えてしまっているようにも感じる。そこが嫌なのかな。

・・・と、思わず冷静な分析をしてしまう。

前説で「宇宙論☆講座 の芝居は好きか嫌いか、真っ二つに別れる」と説明していた。今回調子が悪かっただけかもしれないので、まだ早急に判断したくないけれど(って思うくらい期待値マックスだったんだな、自分)、もう一本くらい観てから、好き嫌いは判断しようかなぁ、と思った。

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