<観劇レポート>三栄町LIVE×fukui 劇「まどうペン~さよなら私のいびつな純情~」

#芝居,#fukui劇,#三栄町LIVE

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 三栄町LIVE「まどうペン~さよなら私のいびつな純情~」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名三栄町LIVE×fukui 劇
三栄町LIVE×fukui 劇 Vol.11
まどうペン~さよなら私のいびつな純情~
脚本福井しゅんや
演出福井しゅんや
日時場所2022/04/27(水)~2022/05/08(日)
三栄町LIVESTAGE(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

特に記載がありませんでしたが、三栄町LIVEとfukui劇とのコラボ公演のようです。

三栄町LIVE

fukui劇

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

人気少女漫画家の林まや香は、担当の萩生リンジへの恋に悩んでおり、絶賛スランプ中。 連載中の「ハイスクール・ハイ!」はリンジのゴリ押しでスタートした王道学園モノでありまや香は気乗りしない。アシスタントの日夏(ひなつ)に励まされ、今日もしぶしぶペンをにぎるまや香。そんな状況を知ってか知らずか、リンジは助っ人として叔父の宇治野モモカズを連れてくる。彼は大昔、少年誌で連載を持ったこともあるが、現在は開店休業中の身。
渦中の「ハイスクール・ハイ!」はモモカズ達のアシストにより、怒涛の展開を迎えることに...!

3年前に話題をさらった「うねペン」が、待望(?)の続編!晴れてアシスタントから漫画家となったまや香が、まどってまよって大慌て!

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2022年5月5日
13時00分〜
上演時間95分(途中休憩なし)
チームオレンジ
価格3500円 全席自由

チケット購入方法

公演ページからのリンクで、予約しました。
当日受付で、現金で料金を支払いました。

客層・客席の様子

男女比は5:5くらい。様々な年代の客がいました。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・コメディ
・笑える

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

ストーリーは、事前記載のおとり。スランプに陥った漫画家が、自らの作品を代わりの人に描かせたら、ストーリーがあらぬ方向に進んでひっちゃかめっちゃかに。最初は、漫画家の世界と、漫画の中の世界を別々に描きつつ、後半では両者の区別があいまいに、どこかシンクロしていく物語。

前作の続編、のようだが、単独作品としても特に気にせず楽しめる。分類としては「ラブコメ」になるのかな。少女漫画…途中からは少年漫画…の、デフォルメされた世界観の人物と、漫画家の世界観が交互展開するも、両者の切り替えが、演劇として鮮やかで面白い。ど真ん中に娯楽作品で、ストーリーに感想らしきものは、あままりうまれないものの、緻密に虚構を構築された感覚で楽しめた。

fukui劇の作品、福井しゅんやの作品は、二作目。前回の「母孵ル、」とは少し作風が違うし、呼んでいる客層も違いそうだけれど、前回も感じた、コミカルながらも脚本の歯切れの良さはそのまま。印象に残っているのは、堂々本が先生を呼ぶときには必ず「先公」と呼ぶ事。先公って出てくるたびに、なんだかクスクスと笑い続けてしまう。

役者さん。漫画の世界のキャラクターがいい。途中までヒロインの、花江藍。恋愛対決の花岡翔太と椎名孝介。恋愛の間に割って入る芝崎春奈が印象的だった。

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