<観劇レポート>KOKAMI@network「ウィングレス(wingless) ー翼を持たぬ天使ー」

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【ネタバレ分離】 KOKAMI@network「ウィングレス(wingless) ー翼を持たぬ天使ー」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名サードステージ
KOKAMI@network vol.19
ウィングレス(wingless) ー翼を持たぬ天使ー
脚本鴻上尚史
演出鴻上尚史
日時場所2023/05/01(月)~2023/05/21(日)
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

鴻上尚史が、さまざまな人たちと出会い、公演するために作ったユニットです。
毎回、メンバーは違います。鴻上の作・演出(場合によっては、演出のみ)で、サードステージが制作するプロデュース・ユニットと言えます。

サードステージ

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

人間の女性に惚れて天使をやめた元天使は、失恋し、もう一度天使に戻りたいと神様に頼み込む。が、神様は「一人の人間を本当に救ったら、天使に戻す」という条件を出した。かくして、元天使は、「天使本舗」という会社を作り、人間達の救済に乗り出す。が、人々の悩みを解決しても、「本当に救う」ことにはならないと神様はいう。そんな時、元天使は夜の公園で小学三年の麻衣と出会う。彼女の母親は、スピリチュアル的陰謀論の「宇宙の声」にはまっていた。かくして、麻衣を救うために、元天使は「宇宙の声」代表の神山秀雄と戦い始めた。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2023年05月03日
14時00分〜
上演時間130分(途中休憩なし)
価格9000円 全席指定

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

※文章書くのが不調で、しっかり書き上げる余裕が取れないため、当面は感想のメモだけ残しています。後々振り返って、もう少しちゃんとした文章に仕立てあげるかもしれません。

ストーリーだけ読むと、「天使は瞳を閉じて」のアナザーストーリー的に見えるが、設定は似ているものの、まったく別の話。一度天使になった元天使が、人を救う、って言うのどういう事?というのをもがく話。

鴻上尚史の戯曲の中で、はじめて子役が登場した作品らしい。それもあってか、話はハートフル寄りだったけれど、作品としては面白い。私には珍しく、一度も時計を見なかった。

新興宗教とかのテーマは、鴻上戯曲では割とよく出て切るけれど、安倍晋三襲撃事件に端を発した統一教会の問題など、背後に社会的な問題を感じられるのも良い。