<観劇レポート>遅咲会「ソウル・ザ・ペアレンツ」
【ネタバレ分離】 遅咲会「ソウル・ザ・ペアレンツ」の観劇レポートです。
もくじ
公演前情報
公演・観劇データ
項目 | データ |
---|---|
団体名 | 遅咲会 |
題 | ソウル・ザ・ペアレンツ |
脚本 | 水谷健吾 |
演出 | 水谷健吾 |
日時場所 | 2023/12/06(水)~2023/12/10(日) サンモールスタジオ(東京都) |
団体の紹介
CoRichにはこんな紹介があります。
2019年1月に中川ミコプロデュース団体として旗揚げ!2019年の目標として12ヶ月連続舞台公演をするという頭のおかしい企画を公言して見事1年間にて12回公演をやり遂げる!1年間で得たサポーター、役者、スタッフと共に2020年以降もエンタメを追求しチケットの取れない団体を目指す!2020年は主催の中川ミコに脚本家水谷健吾を迎え、大柿誠、菊田貴公、太田純平、真僖祐梨の6人にて遅咲会2020ユニットを結成して遅咲会2年目のエンタメ作りをスタートする!
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
恋人の慎吾を実家に招き、家族に紹介しようとしているルリ。
結婚を認めない父、調子の良い弟、バンドマンの妹、寝たきりの母、変人の親戚、たまたま居合わせたお隣さん。
ひょんなことがきっかけで彼らの魂が入れ替わってしまい•・・・•。
とっさの嘘が嘘を呼び、魂と勘違いが錯綜する。
2019年 12ヶ月連続舞台公演の最後を飾った作品を4年越しにリメイク。
遅咲会が送るSF シチュエーションコメディ!
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
項目 | データ |
---|---|
観劇日時 | 2023年12月08日 19時00分〜 |
上演時間 | 115分(途中休憩なし) |
価格 | 4800円 全席指定 |
観た直後のtweet
遅咲会「ソウル・ザ・ペアレンツ」115分休無
団体初見。面白かった!婚約者が挨拶に来るのに体と魂が入替る的な人情系シットコム。脚本緻密で役者も上手くて楽しい。ウェルメイドだけど毎回こんな作風?客席笑い少なめ気になる、観劇慣れしてない客層かも。「あきらめろ、XXXだ」ワロタ。オススメ!! pic.twitter.com/WQXQFlIZzL— てっくぱぱ@観劇垢 (@from_techpapa) December 8, 2023
満足度
(4/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
団体初見。事前ストーリー通りの、シチュエーションコメディ。奇をてらった部分は無いウエルメイドなコメディだけれど、なかなかに面白い。毎度の事、コメディにはこれと言って感想らしきものは出て来ないのだが、爆笑・・・は少なかったものの、115分間、演技と笑いとの要素を楽しんだ。
演技が巧み。特に「入れ替わってしまう様子」がいい。お父さんと息子の入れ替わりがかなり印象に残るし、ルンバとの入れ代わってしまうって設定も中々に面白い。隣の家の兄妹が「あきらめろ、試合終了ですよ」ってセリフに爆笑してしまった。
カーテンコールの時「2019年旗揚げ」で「第20回公演」と言っていた。旗揚げ2009年の聞き間違えかな・・・と思ったけれど、コロナ前に連続公演をしていて、2019年で正しいらしい。内容の面白さに比して客席の笑いが少なめな気がした。勝手な予想で、かつ、理由は分からないものの、観劇慣れしていない観客が多いのかな・・・と思う。劇団として毎回、この手のウエルメイドなコメディな作風かも分からないものの、過去作のタイトルを観る限りも、わりとふざけたコメディっぽい感覚を受ける。ちょっと気になる団体が、ひとつ増えた。