観劇

【観劇レポ】神威少女パンク。「人攫いのテーマ」

【ネタバレ分離】 神威少女パンク。「人攫いのテーマ」の観劇メモです。

初回投稿:2026年09月05日 0時53分
最終更新:2026年09月05日 0時53分

公演前情報

公演・観劇データ

項目 データ
団体名 神威少女パンク。
炸裂秋地獄公演
人攫いのテーマ
脚本 政木コヲタ
演出 政木コヲタ
日時場所 2026/09/04(金)~2026/09/06(日)
RouteTheater/ルートシアター(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

密室系メルヘンチックハードコア劇団によるアバンギャルド不条理渾沌(コント)

神威少女パンク。

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

────────────

ふらりふらりと目的地
知らず知らずで終着点
不埒不埒であの世逝き

待っているのが
致死量の現実ならば
一生さめない薬を呉れ

そして全員
白痴のように夢の中

人攫いの夜
みんなは
レイブとベースミュージックに
踊り狂て酔い尽きる

────────────

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目 データ
観劇日時 2026年09月04日
19時05分〜
上演時間 115分(途中休憩なし)
価格 3900円 全席自由

満足度

★★★★★
★★★★★

(4/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。

感想(ネタバレあり)

人攫いのテーマ

人攫いと人攫われと、迷った人と乞食と。そんな人々の愛憎の物語かつ、馬鹿げた言葉遊びのようで。意味ありげでいて全く意味がなさそうで、でもやはり意味があるような気もするお話…なのだけれど、物語を説明できない…。

団体3度目。作品自体は2023年の再演らしい。劇団として全体的に唯一無二な作風で、演劇として(いろんな意味で)楽しい作品あることは確かなのだけれど…一体どういう作品なの?と書き出すと筆が止まってしまい、作品の中心を射抜いた感想が書けそうにない。周辺をなぞるようにツラツラと書いてみる。

言葉の裏側を取ったり、かなり下らない駄洒落を唐突に挟んで展開する会話で、独特の言葉遊びの笑いのセンスは過去作と同一。客席は爆笑したり、ツボったパロディに笑ったり、(洒落の)意味に気がついた人だけが突然クスクス笑ったり。基本笑っているのだけれど、人によって受け取る笑にかなり差がある客席。

前作「化かす」は60分だったと言うこともあり、またある程度のテーマ性みたいなものが見えたからなのか、作風としては前々作「わ、ダメだよ」の方が感覚的に近い。一見テーマ的なものを語っているようにも見えるが、意味ありげなだけで結局は何も語っていないように思う。演劇的に会話を書くのセンスが相当鋭くないと書けないやり取りは純粋に楽しいのに、でも意味はさほど感じない…という不思議。それ故なのか、頭を空っぽにしてただただ笑うことを許される客席。言葉が緻密な台詞が多いのに、演劇に触れたことがない人も楽しめる作品かも。

前作・前々作ではかなりビジュアルが鮮烈だったけれど、今回は割と大人しめ。それでも他の劇団のそれと比べると、どうしてそうなるなパンクなメイクと衣装。それを生かした物パンク(物販)もあり。上演時間が実質120分近くで、後半の方がかなり冗長で客が疲れているのがちょっと残念。90分くらいでサクッと落とすと、観終わった後の印象はだいぶ違うと思う。

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