【ネタバレ分離】 神威少女パンク。「踊ろうドロシー✕化かす」の観劇メモです。


もくじ
初回投稿:2026年07月20日 12時14分
最終更新:2026年07月20日 12時14分
公演前情報
公演・観劇データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 団体名 | 神威少女パンク。 |
| 回 | 炸裂夏地獄公演 |
| 題 | 踊ろうドロシー✕化かす |
| 脚本 | 政木コヲタ |
| 演出 | 政木コヲタ |
| 日時場所 | 2026/07/17(金)~2026/07/20(月) シアターシャイン(東京都) |
団体の紹介
劇団ホームページにはこんな紹介があります。
密室系メルヘンチックハードコア劇団によるアバンギャルド不条理渾沌(コント)
過去の観劇
- 2026年04月20日 神威少女パンク。「わ、ダメだよ」
事前に分かるストーリーは?
こんな記載を見つけました
【踊ろうドロシー】
踊────あらすじ─────踊踏切の遮断機の横の『いのちの電話』
のさらに下。『さいごの電話・てふてふ』
相談員は、わたくし、、、、誰だっけ?あなたはこの物語の出口に辿り着けるでしょうか
そもそも出口があると信じているんですか?
私が知るわけないじゃないですか
──────
出演彩野
我鳴萌(絶対聖域ラボラトリー)
田平マサヤ
智絵悠
西守優輝
宮田みや(劇団さかさまのあさ)【化かす】
化───あらすじ────化誰の言葉が合っているようで合っていないのか
誰の言葉が合っていないようで合っているのか
これは化かし合い、いやバカ試合
今目の前で会話をしている人は羊の皮をかぶった狼の皮を被った狸の皮を被った狐みたいな人間かも
こんな話はもうコリゴリだ─────────
出演大森陽太
小山内あすか(BloomZ)
長月うさぎ(演劇集団LGBTI東京)
新乃舞子
宮越虹海(劇団さかさまのあさ)
リ 勇雅
ネタバレしない程度の情報
観劇日時・上演時間・価格
| 項目 | データ |
|---|---|
| 観劇日時 | 2026年07月18日 14時05分〜 |
| 上演時間 | 55分(途中休憩なし) |
| 価格 | 3500円 全席自由 |
満足度
(5/5点満点)
CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
感想(ネタバレあり)
踊ろうドロシー✕化かす
同期間に2本の芝居を上演。観たのは「化かす」の方。ストーリーを説明するのが難しい…。何だったんだろう。めちゃくちゃ面白かったのだが、何を観たのかさっぱり覚えていないので、ちょっと堀を埋める形でいろいろと記載しておく。
団体二度目。密室系メルヘンチックハードコア劇団という事で、ビジュアルが尖っている。物販…ならぬ物パンクには、出演者たちのブロマイド。どこか筋肉少女帯とか、聖飢魔Ⅱを思わせる(語彙がない)。客席に入れば、舞台上にDJ。開演までは、割と私と世代の近い音楽が次々流れてテンションが上がる。
尖ったビジュアルとは裏腹に、演劇作品としては硬派な不条理劇。しかも、別役実や鴻上尚史、あるいは野田秀樹的な影を、感じたりもしなくもなくもない作品。言葉遊びなのか何なのか。この辺りは、前回観た作品同様。全部ひっくるめて新しいのだが懐かしい変な感覚。
描写の語感が鋭い。描いている事はそれなりに重くてヘビーな事なのに、言葉遊び的な細かいネタに何度もクスクス笑ってしまう。物語を解釈するなら…「銀河鉄道の夜」をちょっぴり下敷きに、もし自殺する人が銀河鉄道に乗っていたら…途中で飛び降りて列車を降りなければならなくて。銀河鉄道そのものが走馬灯なのだけれど、その時見た夢を描いた…ように見える気がするが、気のせいかもしれない。途中までは「あれがこうで、これがああで」と解釈を試みていたのだけれど、後半もうめんどくさくなって、「よく分からん世界」というごちゃごちゃなカオスの中にたたずむことを…ただ楽しむ。そんな時間。
唯一無二か…と問われると、やはり過去の不条理演劇の影を大きく感じるし、作っている人は演劇めっちゃ詳しいんだろうなぁ…みたいなことも感じる。同時に、尖ったビジュアルがそういった小難しさを一切排している、アンバランスな面白さ。「踊ろうドロシー」も観たかったが時間が合わず残念。挟まっていたチラシによると、次回は9月に池袋演劇祭に出るとのこと。今後注目して観ておきたい団体。



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