<観劇レポート>劇団スクランブル「Please just a minute」

#芝居,#劇団スクランブル

【ネタバレ分離】 劇団スクランブル「Please just a minute」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名劇団スクランブル
Please just a minute
脚本坪井俊樹
演出坪井俊樹
日時場所2023/04/27(木)~2023/04/30(日)
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

劇団スクランブル
2008年3月旗揚げ。それ以降、主に神奈川、東京を中心に年2〜3回とコンスタントに上演中。
​軽妙な会話と陽気なキャラが織りなす洒落たコメディを!
そしてお客様に『最高の暇つぶし』を!!

劇団スクランブル

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

銀河聖王歴20538年

ネオアース。

緑豊かなこの惑星は、
隣の惑星アズドガルドと休戦中だが、
一触即発の緊張状態にあった。

そんなネオアースに1基の脱出船が不時着した。
急遽その場に王国戦士達が駆け付けると、
傷つき、記憶を失った1人の可憐な少女が乗っていた。
すぐさま少女は王国へ連れられ、
聖王の庇護の元、療養しつつ戦士達や国民達と平穏な日々を過ごしていたが...、

突如惑星アズドガルドから攻撃が開始された。
武器を取り立ち向かおうとする戦士達。

しかし記憶を失くした少女が発した言葉は、

「今すぐこの星を捨てて逃げてください!!!
恐らく、アズドガルドが密かに開発していた、
惑星破壊兵器ジェノサイドピースが完成したんです!!!」

.........。

混乱する戦士達をよそに無慈悲にも、
ネオアースへ侵略してくるアズドガルド。

果たして、

少女の正体は? ネオアースの運命は?
戦士達の誇りと運命と愛をかけた、
最後の戦いが、今、始まる!!!!!

以上のようなストーリーのお芝居を作る

人達の、誇りと運命と愛をかけた、
稽古場でのお話。

「もうすぐ本番なんだけど?」
「あと1週間くれないか」

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2023年04月28日
19時30分〜
上演時間95分(途中休憩なし)
価格3500円 全席自由

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(5/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

※文章書くのが不調で、しっかり書き上げる余裕が取れないため、当面は感想のメモだけ残しています。後々振り返って、もう少しちゃんとした文章に仕立てあげるかもしれません。

面白いシチュエーションコメディを安定して上演している、劇団スクランブル。今回も面白い。スター・ウォーズのパロディを舞台化している・・・稽古場での話。演出家や主演女優のワガママで、遅々として進まない稽古のドタバタを描く。

ど真ん中にコメディなので、いつもの通り「面白かった」っていう言葉以外あまり出て来ないのだが。前半、割と展開がゆっくりでちょっと心配になったものの、主演女優や大御所俳優の登場で加速度的に面白くなっていく。劇中のセリフに、ショウ・マスト・ゴー・オン、じゃない・・・まだ幕が開くかも分からない、みたいなセリフがあったけれど、三谷幸喜の「ショウ・マスト・ゴー・オン」を意識して作られているのかなぁ、なんて事を思う。当日パンフには、稽古している公演のチラシも折り込まれている。

大御所だけど、セリフがなかなか頭に入らない俳優役の、中山朋文、スマホを離して見たりと、どこか「老い」に抗っている演技が生々しくて、印象に残る。