<観劇レポート>横浜市立大学 劇団海星館「モルペウスの橋」

#芝居,#劇団海星館

【ネタバレ分離】 横浜市立大学 劇団海星館「モルペウスの橋」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名横浜市立大学 劇団海星館
第133回公演
モルペウスの橋
脚本河原虎太郎
演出河原虎太郎
日時場所2023/11/24(金)~2023/11/25(土)
横浜市立大学金沢八景キャンパスサークル棟C棟101(神奈川県)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

横浜市立大学唯一の演劇部、劇団海星館(かいせいかん)です。
部員は約30名ほどで、公演場所は部室である「劇団海星館アトリエ」です。
普段は部室兼稽古場ですが、本番に近づくにつれ、
アトリエは小劇場になっていきます。
もともとアトリエは、備え付けのバトンやオペ席があり、小劇場のようなつくりをしています。
さらに、壁は全部真っ黒で、まるで「黒いハコ」です。
公演の脚本は既成のものも、部員オリジナルのものも上演しますが、
演出、舞台美術、音響、照明、制作、衣装・メイクなどは、
1から自分たちで創り上げています。
公演は、年に4~5回上演し、
主に2月・4月・7月・10月・12月に行われます。
ぜひ一度、足を運んでみてください!
一年365日、新入部員を募集しています!

劇団海星館

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

夢は、記憶の欠片からできている____。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2023年11月24日
18時30分〜
上演時間105分(途中休憩なし)
価格フリーカンパ制 全席自由

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(3/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

三途の河の近く。他人の夢を作る場所。未来省(?)の省員ふたりの基に、白昼夢(?)を見ている水樹が迷い込んでくる。そこに更に、三途の河の向こうからもサクラという女性がやてくる。二人は急に仲良くなるが、三途の河から人がくるのは禁止事項だった。調べてくとサクラは、水樹が幼い頃にの死んだ母親だった。死にたいと望む水樹を助けようと思った母サクラとの触れあいと、未来省の人々をめぐる物語。


ストーリーからも、割とよくありがちな物語だけれど、未来省に関わる話と、母娘の再開の話が上手く繋がらないので、別々の物語を話されているように感じる。加えて、未来省にまつわる状況だったり2人の間柄だったりが、説明ゼリフのように語られるのが長くて、大半の時間が世界の説明になってしまっているのがツライ。死者が逢いに来る物語ってそれなりにあるのだから、もう少し感情の面に焦点を当てる話にすれば面白くなるのになぁ・・・と思った。

パンフレットに役名との対応情報が欲しい。水樹役の女性が印象に残る。