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<観劇レポート>中央大学第二演劇研究会「恐怖!スタニスラフスキー合宿2021」

#芝居,#中央大学第二演劇研究会

【ネタバレ分離】昨日観た芝居、 中央大学第二演劇研究会「恐怖!スタニスラフスキー合宿2021」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名中央大学第二演劇研究会
中央大学第二演劇研究会2021年度秋公演
恐怖!スタニスラフスキー合宿2021
脚本bbコウタロー
演出bbコウタロー
日時場所2021/11/18(木)~2021/11/21(日)
シアターバビロンの流れのほとりにて(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

とある劇団員に聞いてみる。

何故『第二』?二軍ってこと?

二軍ではありません。
十数年前、
当時の中央大学夜間部の学生が創立したサークルで、
既に演劇研究会が存在していた為に、『第二』の名を冠することになった…
と言い伝えられてきたとか。

このまえ、場違いな服装の集団が練り歩いてたんですけどあれって…?

当方とは何の関係もありません。
一部の部員による突発的パフォーマンスなんて、知る由もありません。
私達『第二』演劇研究会は、
【春公演】【秋公演】【卒業公演】の三つを本公演とし、
基本的に都心の劇場を借りて公演をしております。
現在在籍者数は60数名。
本公演の他にも、自主公演や、他の劇団への客演、他劇団でスタッフをする人など…
活発に活動をする者もいます。

どんな芝居をするんですか?

全く定まっていません。
最近ではコント集団の芝居をやったり、グリム童話をモチーフにした抽象芝居をやったり、
プロレスをやったり、オムニバスをやったりと、とにかくいろいろやります。
コメディ、シリアス、シチュエーション、抽象、どんとこい。

自分を変えたいと常々思っています。そんな私に演劇ってどう?

大学デビュー上等。モテたいんならもっと適したサークルがあるはずです。
サークル選びは慎重に。
演劇をやって自分が変わるか、という問いには答えづらいのですが、
『演ずる』という行為そのものが日常生活におけるテンションを
逸脱したところに位置しているのです。
そういうことができるということが変わるということに繋がっていく場合も、あるにはあります。
まあ、私のは受け売りです。話半分に聞いておいた方が身の為です。

興味がわいてきたような、気がしないでもなくはないかも。

自分の感覚には自信を。是非是非公演を見に来て下さい!
なんだかんだ言っても私達は自己顕示欲を沸々と抱えている生き物です。
芝居を見てくれる人が居れば居るほど、その人たちのハートをガッチリ掴めば掴むほど、
嬉しくてたまらなくなるヤツラ。
その目的だけに関しては絶対に妥協しないパワー溢れる、
それがニゲキ(ニ劇)なのです。

中央大学第二演劇研究会

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

ストーリーらしき記載を見つけられませんでした。

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2021年11月18日
18時00分〜
上演時間110分(途中休憩なし)
価格500円 全席自由

チケット購入方法

劇団ホームページから、予約しました。
当日、受付で現金でお金を支払いました。

客層・客席の様子

男女比は5:5くらい。学生劇団ですので、学生が多いです。
一部、観劇おじさんっぽい人もいました。

観劇初心者の方へ

観劇初心者でも、安心して観る事が出来る芝居です。

芝居を表すキーワード
・コメディ
・笑える
・会話劇

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(3/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

以前一度、観劇したことがある学生劇団。郵送DMを送って頂いている。開封して、芝居のタイトルに思わず吹き出してしまったので、観劇を決めた。スタニスラフスキーとは、ロシアの演出家。現代の俳優の訓練・演技論は、彼の作ったスタニスラフスキー・システムに影響を受けているが、同時に「この演技論は退屈!」と皮肉を込めて語られることもある。何が恐怖なのか、気になっての観劇。

秋公演を3日後に控えた大学の演劇部。合宿に来たが、脚本は出来てないし、部員は好きな女の子に告白したがってるし、オカルト研究会?は紛れ込んでるし、やる気がない部員はいるしで、練習は全然進まない。そんな中、ダイニング?の中央にある、洗濯乾燥機みたいなドアから、幽霊が出てくる。それぞれの部員が幽霊に誘われて、別の世界に入っていく。和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌いながら、それぞれの思いを達成しようとするコメディ。

小さなシーンが連続して、それぞれで小笑いを取っていく形式。前半は、登場人物の紹介的なシーンなのか、お話の流れが中々見えずに少しイライラが募ってくる。後半、登場人物が全て幽霊?の世界に迷い込んで、迷い込んだ人々に接触してくると、カオスの様相を呈してきて、笑いを誘われてしまう。個々のシーンは、面白いものが多いのだけれど、どうにも単発のシーンの連続に感じてしまい、全体としての繋がりとテンポが欲しいなぁ、というのを強烈に感じる。あと、お笑いだから、もっと突き抜けて変な世界を表現して欲しいな、という物足りなさもあり。役者さんの体の使い方・・・投げ飛ばしたり、はいつくばったり・・・が結構激しくて、目を惹かれた。

劇中、脚本が書けない作家が登場するが、どこかこの作品自体に「脚本を書き切れなかったので、こんなん出ました!」的な苦悩のあと見え隠れして、作品そのものにも投影されているように感じた。期待した、スタニスラフスキーは、作品にはあまり関係ないように感じたけれど、何か隠れた意図があったのだろうか。そこまで判読する事が出来ずだった。

白を基調にした、無機質さを感じさせる、でも遊び心のある舞台美術が面白い。大きな小屋ではないけれど、奥行きがある空間に感じる。