<観劇レポート>アナログスイッチ「信長の野暮」

#芝居,#アナログスイッチ

【ネタバレ分離】 アナログスイッチ「信長の野暮」の観劇レポートです。

公演前情報

公演・観劇データ

項目データ
団体名アナログスイッチ
信長の野暮
脚本佐藤慎哉(アナログスイッチ)
演出佐藤慎哉(アナログスイッチ)
日時場所2023/05/11(木)~2023/05/21(日)
吉祥寺シアター(東京都)

CoRich 公演URL

団体の紹介

劇団ホームページにはこんな紹介があります。

「笑い損ねた日には、ちゃんとしたコメディを。」

2012年に旗揚げ。
「ゆるくて笑えてほっこりする」ワンシチュエーションコメディ劇団。
毎回一つのシチュエーションをテーマに、舞台を作り上げる。
人物の実感から外れることなく、湧き出る感情、人間の可笑しさから観客の笑いを誘う。
観客を笑わせつつも、しんみりさせ、最後にはほっこりと優しい気持ちにさせる作品が多い。

アナログスイッチ

過去の観劇

事前に分かるストーリーは?

こんな記載を見つけました

明智光秀によって本能寺に追い詰められた織田信長は

「これが最期」と覚悟を決めて目を閉じる。

が、ふと気がつくと冴えないワンルームでひとり

ゲームに明け暮れる田中の隣にタイムスリップしていた…!

偶然にも現代へと時空を超越してしまった戦国武将と、

彼らと共に生活することになった住人たち。

合わないのは時代のせい?個性のせい?

数多の混乱を面白おかしく描く、

空前絶後のシュチュエーションコメディ!

2013年、2018年と上演され好評を博し、

2023年5月アナログスイッチオリジナル企画として

バージョンアップして帰ってきます!

ネタバレしない程度の情報

観劇日時・上演時間・価格

項目データ
観劇日時2023年05月12日
19時30分〜
上演時間130分(途中休憩なし)
価格5000円 全席指定

観た直後のtweet

満足度

★★★★★
★★★★★

(5/5点満点)

CoRich「観てきた」に投稿している個人的な満足度。公演登録がない場合も、同じ尺度で満足度を表現しています。
ここから先はネタバレあり。
注意してください。

感想(ネタバレあり)

※メンタル的に厳しくて、しっかり書き上げる余裕が取れないため、当面は感想のメモだけ残しています。忘れ去るより、こぼれ落ちる物があっても何かしら残しておきたい故。後々余裕が取れたら、振り返って、もう少しちゃんとした文章に仕立てあげるかもしれません。

ストーリー紹介通りのコメディ。再々演との事。吉祥寺シアターに2階建てのアパートのセットに4つの部屋。信長はその肉体が、明智光秀やその他の家臣は、魂だけ令和の世の中にタイムスリップ。それぞれの周りとの出会いを重ねながら、タイムマシンで戻るまでのお話。

それぞれの「移動」の事情を、同じ時間を何度かなぞりながら、それぞれの事情が明らかになっていき、それぞれの事情が分かったところで、元に戻るためのドタバタ展開になっていく。2段の舞台セットでのシンクロした展開が見事。ガハハと笑っていたら、ラストまでなだれ込んだ感じ。

タイムトリップものとして戻る過程を描く設定は沢山あるものの、魂だけ入れ替わるという設定が面白い。それとアナログスイッチらしく、コメディベースのお話しとはいえ、ほろっと泣かされる感覚が良い。グルーブ感完璧な座組だったけれど、織田信長役のspi、田中役の渡辺伸一朗、武田さやか役の雨宮沙月が印象に残り。

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