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<映画レポート>「また、あなたとブッククラブで」

#映画

【ネタバレ分離】昨日観た映画、「また、あなたとブッククラブで」の鑑賞レポートです。

映画基本情報

タイトル

「また、あなたとブッククラブで」

2018年製作/104分/G/アメリカ/原題:Book Club
配給:キノフィルムズ

キャスト

ダイアン:ダイアン・キートン/ビビアン:ジェーン・フォンダ/シャロン:キャンディス・バーゲン/キャロル:メアリー・スティーンバージェン/ブルース:クレイグ・T・ネルソン/ミッチェル:アンディ・ガルシア/アーサー:ドン・ジョンソン/ジョージ:リチャード・ドレイファス

スタッフ

監督: ビル・ホールダーマン /製作:アンドリュー・ダンカン,アレックス・サックス,ビル・ホールダーマン,エリン・シムズ/製作総指揮:テッド・ダイカー,アラン・C・ブロンクィスト/脚本:ビル・ホールダーマン,エリン・シムズ/撮影:アンドリュー・ダン/美術:レイチェル・オトゥール/衣装:シェイ・カンリフ/編集:プリシラ・ネッド=フレンドリー/音楽:ピーター・ナシェル/音楽監修:スーザン・ジェイコブス

公式サイト

また、あなたとブッククラブで
(公開後、一定期間でリンク切れの可能性あり)

映画.comリンク

作品解説

ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンら豪華女優が共演し、1冊の本をきっかけに色づき始めた4人の女性の恋と悩みと友情を描いた人間ドラマ。共演に「オーシャンズ」シリーズのアンディ・ガルシア、「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」のドン・ジョンソン。

あらすじ

夫を亡くした喪失感から抜け出せないダイアン、複数の男性との関係を楽しんでいる経営者ビビアン、離婚のトラウマに苦しむ管理職のシャロン、熟年夫婦の危機に直面する主婦キャロル。長年の友人である4人は、同じ本を読んだ後に集まって感想を語り合う「ブッククラブ」を恒例の楽しみにしていた。ある日、ダイアンの提案で、イギリスの人気官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を読むことになった彼女たちは、そのスキャンダラスな文面に感化され、気持ちも行動も大胆になっていく。

満足度

★★★★★
★★★★★

(4.5/5.0点満点)

鑑賞直後のtweet

ここから先はネタバレあり。注意してください。

感想(ネタバレあり)

生きる事、恋する事、愛する事への、コミカルで強烈な賛歌。…ただ、見る人の年齢とか経験は、選ぶだろうなぁ。

若い頃から、ブッククラブ…(知り合い同士で同じ本を読んで感想を語る読書会)を続けている4人。四人とも、男関係には恵まれていなくて。その4人が、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を読んだ事がきっかけで、それぞれの恋に、人生に、積極的になって一歩踏み出していく。

4人の女性が、ブッククラブで語りながら、それぞれの人生を生きていく。作品の構造としては、どことなく「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ミストレス BBC版」「ミストレス 米版」を思わせる。

やっぱり、恋に一歩踏み出すのは怖い。「振られたらどうしよう」っていう怖さが、年齢・経験に裏打ちされて増幅されていて、踏み出せない踏み込めない。ありきたりな状況ではあるけれど。その状況から、一歩前に出る様子を、コミカルに、テンポよく、でも味わい深く見せてくれる良作だった。コロナ禍の客席で、映画館で声をあげて笑っている空間、久々に遭遇したかもしれない。

自分自身の経験からも、こういった感覚、40前後から分かってくるものだと思う。10代20代が見ても、何のことやらサッパリ、という作品だとも思う。劇中、ダイアン・キートンが大人になった娘たちに怒鳴るシーンがあるけれど、あの流れの関係が象徴的。歳くわないと分からない事もあるのよ、と思う。

ここまで描くと、不倫の恋っていう可能性も、リアリティの観点では現実問題起こっちゃうよな、という気もする。それこそドラマ「ミストレス」の流れ。内心は、ドロドロのモヤモヤなのに、明るく振舞う4人の女たち、という視点。そのあたりは、語り出すと長そうなので(笑)上手く迂回して排して、奇麗に勇気づける作品としてまとめ上げているのも、個人的には好感触だった。

メアリー・スティンバージェンが奇麗だ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクが惚れる、馬の上のあの瞬間、今でも忘れられないけれど、必死に旦那を起せようとしていても、何度もあのシーン思い出す。あと、ダイアン・キートンと、アンディ・ガルシアのカップルが、ホントにお似合い。アンディ、メチャクチャカッコいいな。リチャード・ドレイファス、「陽のあたる教室の」ホランド先生、あんなオイタしちゃだめよ(笑)、なんて事を思いながら見ていた。

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