<映画レポート>「どん底作家の人生に幸あれ!」
【ネタバレ分離】昨日観た映画、「どん底作家の人生に幸あれ!」の鑑賞レポートです。
もくじ
映画基本情報
タイトル
「どん底作家の人生に幸あれ!」
2019年製作/120分/G/イギリス・アメリカ合作/原題:The Personal History of David Copperfield
配給:ギャガ
キャスト
デイヴィッド・コパフィールド:デブ・パテル/スティアフォース:アナイリン・バーナード/ミスター・ミコーバー:ピーター・キャパルディ/クララ・コパフィールド/トーラ・スペンロー:モーフィッド・クラーク/ベゴティ:デイジー・メイ・クーパー/アグネス:ロザリンド・エリーザー/ミスター・ディック:ヒュー・ローリー/ベッツイ・トロットウッド:ティルダ・スウィントン/ユライア・ヒープ:ベン・ウィショー/ポール・ホワイトハウス/ミスター・ウィックフィールド:ベネディクト・ウォン
スタッフ
監督: アーマンド・イアヌッチ /製作:ケビン・ローダー,アーマンド・イアヌッチ/製作総指揮:ダニエル・バトセック,オリー・マッデン,サイモン・ブラックウェル,ベン・ブラウニング,グレン・バスナー,クリストス・V・コンスタンタコプーロス/原作:チャールズ・ディケンズ/脚本:アーマンド・イアヌッチ,サイモン・ブラックウェル/撮影:ザック・ニコルソン/美術:クリスティーナ・カサリ/衣装:スージー・ハーマン,ロバート・ウォーリー/編集:ミック・オーズリー,ピーター・ランバート/音楽:クリストファー・ウィリス
公式サイト
どん底作家の人生に幸あれ!
(公開後、一定期間でリンク切れの可能性あり)
映画.comリンク
作品解説
「スターリンの葬送狂騒曲」のアーマンド・イアヌッチ監督が、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの代表作「デイヴィッド・コパフィールド」を映画化。「LION ライオン 25年目のただいま」のデブ・パテルが主演を務め、「サスペリア」のティルダ・スウィントン、「007」シリーズのベン・ウィショーが共演。
あらすじ
デイヴィッドは幼い頃、周囲の変わり者たちについて書き留めては空想して楽しんでいた。優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らすデイヴィッドだったが、暴力的な継父によって工場へ売り飛ばされてしまう。どん底の日々の中でたくましく成長したデイヴィッドは、母の死をきっかけに工場から脱走。唯一の肉親である裕福な伯母の助けで上流階級の名門校に通い始め、今まで体験した“作り話”を同級生に披露して人気者となる。卒業後は法律事務所で働き、恋人もできてついに幸せを手に入れたかに見えたが……。
満足度
(2.5/5.0点満点)
鑑賞直後のtweet
映画「どん底作家の人生に幸あれ!」
軽快なテンポ。時代背景のある豪華なセットや衣装で描く英国テイストのテーマ性コメディ。面白いけど日本人にはちゃんと理解できてないだろうなぁ、なんて事が頭をよぎる。語彙が貧弱な分野だけど、モンティ・パイソン的?大真面目なMr.ビーン?というか。 pic.twitter.com/mxOAsCL7bI— てっくぱぱ (@from_techpapa) February 18, 2021
感想(ネタバレあり)
なんかこう、前提知識を知らないんだろうなぁ、というのを思いながら見ていた。それが、文化的な背景なのか、超有名な原作的な作品なのかは、映画を見ている時は分からなかった。見終わって、いろいろ読んでいたら、チャールズ・ディケンズの小説の映画化らしい。まあ、歴史だか倫理(哲学)だかの授業で、名前だけは聞いた事あるな、ディケンズ。
物語全体はテンポが良いのと、1800年代のイギリスやロンドンの街並みを描いていて、衣装も豪華で楽しい。飽きはしない。ただ、これはきっと「英国人ならではの、社会風刺的な要素もあるコメディなんだろうなぁ」と思うと、クスリとも笑えないし、時代背景も理解出来てないので、自分の無知が何だか腹立たしい。イギリスのコメディは殆ど知らないので、辛うじて知っている「モンティ・パイソン的」とか、「上品なMr.ビーン的」な雰囲気を感じる。…言ってる自分も、語彙が貧弱だから例え話になっていないのは、分かってるケド。
ま、飽きないのは良かったかな。とりあえず、最初から最後まで、目まぐるしい展開を見て取れた。
物語の中で、そのポジションだとあり得ないよな、的な役に、黒人や、アジア人が出ているのがちょっと不思議。でも、ロザリンド・エリーザーが凄く奇麗。あと、凧あげて邪念追い払っている、ヒュー・ローリーもいいな。「Dr.HOUSE」の人。